田園調布の街並みと絶景の富士山・お花見スポット

また間が空いてしまいましたが

昨年１１月に伺った風花さんの体験

田園調布の春を歩く～古墳時代の豪族も憧れたキラキラ多摩川の街

について、書かせていただきたいと思います。

対岸の新丸子に住んでいた私にとって、川といえば多摩川、そして田園調布は通学の乗り換え駅でした。

毎日通っていたものの、あまりゆっくり歩いたり眺めたりする機会はありませんでした。

富士山の綺麗に見える場所として聞いていた多摩川浅間神社も、一人で入ってみる勇気がありませんでした。

気になりながらなんとなく機会もなく、そのままにして早ン十年が過ぎました。

そして風花さんの体験を見つけたのです。

体験内ではさらに、川べりの古墳群もご案内いただけるとのこと、

私自身は遠くから眺めるだけで、前方後円墳があるという話だけ聞いていました。

それも、あの仁徳天皇陵とほぼ同時期にできていたと、確か新聞には載っていたと思います。

そうした断片的な思い出や知識などが少し整理されるかなと、参加を決めました。

果たして中身は想像以上の濃さでした。

風花さんは町歩きガイドとして大田区で「花さんぽナビゲーター」なども務めていらっしゃいます。

多摩川縁の古墳群をご案内いただきながら、風花さんの膨大な知識量にびっくりしました。

この日は最初に、むかし「多摩川園」という遊園地があった場所をご案内いただいたのですが、自宅からもっとも近い遊園地として、折に触れて家族でよく行った場所でした。

遊園地がなくなった後も、東横線からテニスコートになったりと変化する様は伺っていましたが、入るのはそれ以来だったのですごく楽しみでした。

今は「せせらぎ公園」という、やはり親子づれで賑わう場所になっています。

歴史的な背景や地形的なお話も伺って、あまりのツボさに血湧き肉躍りました（笑）

建物は隈研吾さんだし、そこで買えるパンなども美味しくて、毎年している多摩川スケッチの良い拠点を見つけられてうれしくなりました。

その後にお連れいただいた多摩川浅間神社は、友人たちからパワースポットと聞いていたのですが、なんとなく一人では入りづらくてずっと見送っていました。

風花さんから様々な見所を教えていただいて、「やっぱり一人で来なくてよかった」と思いました。

かなり大きくて立派な神社ですが、一人で来ていたら絶景ポイントの富士山だけ見て、おみくじを引いて終わりだったでしょう。

その絶景ポイントから、毎年私が絵を描く場所が見えたのですが、そこが以前どのような場所だったかも伺えて、めちゃめちゃビックリでした。

古墳のある公園内でお昼を取った後、去年の大河ドラマで取り上げられた渋沢栄一翁に関係した「田園調布」をご案内いただきました。

普段は田園調布駅から出て外縁部へ、という経験しかなかったですが、この日は初めて多摩川の方から駅へ向かうという逆コースだったので、まったく見え方が違いました。

それでまず田園調布教会をご案内いただいたのですが、弟がそちらに関係ある幼稚園に通っていたので、私もクリスマスの時に連れてきてもらったことがありました。

それ以来でとても懐かしかったですが、当時とほとんど変わらない美しい姿でした。

私が体験に参加させていただいた時の様子を、風花さんがノートに書かれていらっしゃいます。

田園調布の家々は趣向が凝らされていて豪華で見飽きることがありませんが、その中でも有名な方のお宅や、特色ある造りの場所をご案内いただきました。

さらに、絶好のお花見スポットも教えていただいたので、ちょうど今からご予約いただけばベストシーズンですね！（と、私の遅筆をあえて正当化・笑）

外側からは大変気づきにくい、知る人ぞ知るスポットと言えましょう。

道すがらお話もはずみ、さわやかで快活、そして随所に細やかなお気遣いをしてくださる風花さんを、つい古くからのお友達のように感じてしまいました。

これからますますお花が咲き出すシーズン、風花さんのご案内で歴史も地形もお花も堪能できる街歩きになりそうですね！

次回は九品仏とかに行ってみたいです。

【九品仏浄真寺～等々力不動尊】アフロヘアや青い頭の仏さまに会いに行く

（ついでながら下は、何年か前に多摩川の河川敷で描いた絵です。）

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