ジャゴケの成長

2022/3/21(月)

桜の花の開花ニュースが聞かれる季節になりました。

ふと地面を見ると、ジャゴケの成長した姿を見ることができます。


1か月前、2月19日の雌器托(しきたく)は、やっと出てきた感じでした。

約1か月たった3月21日にはこんなにのびてきています。


胞子ができて、それをなるべく遠くに飛ばすためにグーンと伸びてきているんですね。

顕微鏡では、さらに胞子を飛ばすための弾糸を見ることができます。


さて、葉っぱはどうでしょう?

ジャゴケ(蛇ゴケ)と言われるだけあって、葉はまるで蛇の皮のようです。

2月19日はまだまだ寒い冬でした。

それが1か月たって ↓


本日3月21日には、その葉の先から新しいきれいな葉がでています。

よく見ると丸い雄器托の赤ちゃんがついていました。

ジャゴケは雌雄異株なので、こちらは雄株ということですね。


ainiの体験”コケってなあに?顕微鏡で美しいコケの世界を見てみよう!”では、実態顕微鏡と生物顕微鏡を使って、ジャゴケの葉の観察と、胞子と弾糸を観察します。

コケの観察をしたあとは、コケを見る目が変わるかも?


これからもいろいろなコケの観察体験を企画していきますので、ご期待ください。

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