鹿の解体講座

2022/3/9(水)

2022年2月26日(土)

狩猟学校/鹿解体講座


丹波山村クラインガルテン(週末農業施設)にて鹿解体講座を開催致しました。 

この日は晴天に恵まれ寒さも和らぐ日で、

寒いことを想定して解体スペース近くに焚火をたいて準備しておりましたがそこまででもなかったです。笑


皆様には村営無料駐車場に来て頂き、まずは受付、検温。

その後、解体場所になるクラインガルテンまで5分ほどをみんなで移動します。


移動しながら、間伐材や畑、耕作放棄地、獣害フェンスのお話など。


到着しましたらまずはモニターを見ながらジビエや環境、衛生管理についてのお話をまずさせていただきました。

奥山で捕獲したので衛生基準的に食用流通が出来ない個体です。


山林解体での方法や道具、自宅での解体の道具や設備を説明。

折り畳み式解体台の作り方、その購入資材表などもテキストに。

解体台は簡単に作れます。

その後に止め差しの説明をし、

いよいよ実際に皆さんで解体を行っていきます。


解体は実践的にモーラナイフ1本で全て行います。

関節も頭を落とすのも、すべての工程をこのナイフ1本だけで作業可能です。

皮剥ぎを皆さんに体験してもらい切る位置の感覚をつかんでもらいます。


解体において、一番難しいであろう骨盤からの後ろ足とりはずしは、

実際の骨格を見ながら解説します。

ここがうまくできるようになると、モモ肉が綺麗に多くとれるようになります。

 

解体が終わり、実際に使っている猟のザックや道具にどのように収納し

解体したものを一人でどう持ち運ぶかを解説中。

頭は?の質問に、手で運びます。と答えてる最中です。

角がある場合はザックにつけるとひっかかってしまう危険がありますので、

山林ではすぐ手放せるほうが良いかと私は思います。

 

今回ご参加していただきました方々、誠に有難うございました。

解体講座は定員限定とはなってしまいますが定期的に開催予定です。

また、今後とも様々なイベントを行っていきますのでまたぜひいらして下さいませ。

タバジビエ 中澤

 


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