「復活植物」に願いを込めて

2022/3/11(金)

世の中、暗いことが多く続きます。でも季節はもう春。明るい光が見えてくることを願わずにはいられません。


雪はまだ残っているけれど. . .


春を告げる花、フクジュソウが咲き始めています。


↓それなのにまた春の淡雪。でも着実に春へ。


↓このクルクル巻いているものは? 実は小葉類(リコファイト)という植物グループの一員で、その名も復活植物(復活草あるいはリザレクション・プラント)、和名イワヒバ。イワヒバは活動に不適当な冬の間はこんな風。


↓ ところが、適温と適当な水分が周囲に満ちるようになると復活します。室内の環境に置いた結果がこれ。見事に復活。ここでは直径10cmほどのガラス容器の中でシダ、コケと一緒にいます。上半分のヒバのような植物がイワヒバです。成長はごくごくゆっくりですが、その耐久力と復活植物という名に惹かれます。この植物がほんの少し我が家の庭にあります。

いろいろな植物を楽しむ会を持ちたいのですが、私は首都圏とこの山間地を行き来しているため、いつでもというわけにはいかないのがちょっと残念。でも春の花が咲く頃、4月中旬の平日、多分12日(火曜日)、13日(水曜日)、14日(木曜日)頃にシダ、コケとほんの少しの復活植物をこんな小さな容器にアレンジするプログラムを考えています。パンデミックの最中、一回に1人を原則にしたほうが良いのかもしれません。どうしてもグループで、という場合は1回4人までの1グループも考えています。屋外で短時間楽しむことを手始めに復活したいものです。もう少し様子を見て最終決定の予定。

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