田んぼのワラは牛が食べます
2019/10/16(水)
先日、私の田んぼの稲刈りも無事終了しました。
参加頂いた皆様、誠にありがとうございます。
稲刈りを終えると、お米は脱穀という作業をします。
脱穀とは、茎から穀類を外すという作業です。
これにより、収穫物としての「籾(コメ)」と、ワラ(藁)に分かれます。
脱穀され、残った藁は色んな使われ方をします。
例えば田んぼのある谷峨周辺では、お茶農家が多いので、茶畑に敷き詰めたりするそうです。
雑草を抑えたり、土が流れるのを抑えたりするよう。
また最近では稲刈りを行うコンバインという農機が普及した関係で、藁は貴重なものになっています。
この機械は稲の刈り取りと脱穀をするものですが、藁は細かく切り刻まれます。
なので最近、実は藁は手に入りにくいのです。ホームセンターで結構な価格で売られています。
おだあし田んぼで出た藁は、 薫る野牧場(山地酪農@山北町) へお届けしています。
通年牛を山に放牧をしているこの牧場では、冬場の飼料がネックです。冬は草が育たないので。なので主に牛の冬場の飼料となります。
藁の運搬で、田んぼと牧場を4往復!
牛たちに美味しく食べて頂きたいですね。