久々の野毛はしご酒はひとりでも楽しい!

2021/11/3(水)

こんにちは!

この週末、アメリカに戻るが、その前に、どうしてもやっておきたかったのは「野毛のはしご酒」だ。酒類提供禁止による休業などで、しばらく足が遠のいていたお店にも顔を出しておきたい。

祝日の前日だし、仕事のストレスも満載なので、美味しい料理とお酒、居心地の良いお店でじっくり癒されたい。そんな気分でふらっと出掛ける。

桜木町駅に着いたのは夕方6時前。お目当てのお店は、極上のチーズとハムとワインが楽しめるお店だ。

私のaini(アイニ)での「3人で行く!ほっこり野毛はしご酒ツアー」では、はしご酒の締めに行くお店だが、今日は、この店だけでも良いと思っている。何とも言えないレトロな雰囲気の都橋商店街のカウンターだけの小さなお店だ。こだわりの食材で自信にあり気な名物マスターにも会いたい。

都橋商店街/都橋マーケット

チーズの盛り合わせは、白かび、ブルーチーズ、ヤギ、熟成ウオッシュとか六種類のチーズから選べる。10種類以上常備している青かびのチーズだけで3種の盛り合わせを注文した。3種とも青かびにするお客さんは珍しいそうだ。マスター曰く、他の店では味わえない珍しい品ばかりだそうだ。

これがコンビーフ!?横浜元町のお肉屋さんから仕入れる特製コンビーフを醤油とワサビと生の粒ペッパーで頂く。まるで刺身のようなフレッシュさだ。缶詰コンビーフとは別物だ!

最後に、念願の生ハムを頂く。イベリコ・ベジョータという希少品種を3年以上熟成。店頭にある大きな生ハムの塊は圧巻!時々、常連さんから、ハムよりコンビーフがオススメと横槍が入るが、気にせず、両方食べれば良い。

お酒はビール、赤ワイン2杯で帰路に着く。短時間でこれだけ、飲んで食べるお客さんは珍しいそうで、次回の予約を促された。次に日本に戻るのは、クリスマス休暇が始まる頃だ。

これで家に帰るはずが、大好きな洋楽バーの前を通ると急階段に吸い込まれていく。あれ〜

アメリカのソフト・ロック・バンド「Bread」のメローな曲をほろ酔いで聴くと、この上なく心地良い。行きつけのお店のカウンターで、心地よいロックを聴きながら、まったりビールを飲む。心の底からほっこりするとはこのことだ。

常連さんと私の好みに合わせ、マスターがかけてくれたのがJohn Fogertyや彼のバンド「CCR」。次はビートルズと同じ出身地の双子姉妹「MonaLisa Twins」によるビートルズのカバー。私の別のainiの体験「懐かしの洋楽談義」でも話題になるグループだ。


団体のお客さんが入ってきたところでサクッと店を出る。まだ、夜8時過ぎだ。いつの間にか、まだ8時かと思い始めている。行きつけだった場末のカラオケスナックが呼んでいるような気がする。足が勝手に向かっていく。果たして、今日中に家に帰れるのだろうか。

翌日は祝日だが、米国のカレンダーでも働いている。朝7時から10時まで、容赦無く、シリアスなオンライン会議が4件も入っているのは知っているが、もはや止まらない。

またしても、5時間近い長〜いはしご酒を堪能してしまう。ひとりでもこれだけ楽しめるのだから、3人ならもっと楽しいはず。「はしご酒ツアー」をこっそり募集するかもしれない。

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