【ゲストへのご挨拶】
子どもたちは現場に着くと、何も言わなくても時間を忘れ自分なりの遊びを始めるので講師は必要ないんですよ。終了時間も気にせず遊びに没頭。中々いうことを聞いてくれません。それだけ磯遊びは興味を引く生き物が多いということです。子どもどと同様に保護者も楽しめます。子どもと生き物採集に競い合う姿も見られます。
【体験会タイムテーブル】
1受付:集合場所の東屋で来られた順で受け付けを済ませてください。
※受け付け時に服装等を危険がないかチェックします。集合場所の白浜海水浴場駐車場は無料。
2実施場所:ここから海水浴場の方に歩いて左側岩場の海岸が実施場所です。集合場所から実施場所まで約5分。
3実施場所の途中:砂浜に転がる砂団子や獣の足跡を説明自然の芸術波紋を見ながら、岩場に着くと遠方を見渡しながら地形、島々の説明や白浜海水浴場の利用の歴史等も説明(子どもには無視されますが)
4注 意:一通りの環境の話を終えると目の下の岩場を見てもらい観察会の事故防止のための注意事項を話をします。岩から岩へ飛び跳ねたり、走ったりしない。また単独の石を踏み台に使用する場合は、軽く乗ってから安定性を確認する。
濡れた石は非常に滑りやすくなっているのでゆっくり足を置き安定性を確認してから移動してください。必ず移動するときは手袋をしてください。
5生き物見つけ方と採集方法:浅場にある小石を浅瀬に近い側から静かに上げること。魚がいたら他の参加者と協力して魚を驚かさないように四方をタモで取り囲み捕獲する。
生き物は岩場の藻の中にも潜んでいます。藻の下側にタモを入れゆっくり上げるとエビ類が採れるでしょう。
6小さな閉ざされた池(タイドプール)があちこちのできあがります。この池で遊んでください。※生き物は外に出ていくことができないのでゆっくり観察と採集作業が可能です。
7見つけた生き物は:採集した生き物はバケツに入れ終了30分ほど前に各参加者に集合をかけ採集した生き物の解説
8生き物の処理:採集生き物の解説後は生き物を採集場所に戻します。
9体験会の終了。
※この体験会約5時間を予定しています。
この後の行動は、参加者のフリーとします。
【タイドプール】人のお母さんのお腹のような場所です。孵化してまもなくの赤ちゃん生き物が安心して育っている場所です。だから、大きくなったら少しやばい魚類、タコ類等がいますが2センチも無い位なのでそう心配することはないと考えます。
一時的に閉ざされた場所なので思いっきり生き物探しがここではできる場所です。生き物を上げると、甲殻類(エビ、カニ)、魚類、軟体動物(ヤマトメリべが多くいます)、貝類、ヤドカリが普通に確認できます。
【sarutahiko自然クラブCO(佐伯)一言】
毎回、現場についたらしっかり事故防止の注意事項を話しスタート。保護者も子どもと一緒に我を忘れ遊びます。
しかし、注意事項を直ぐ忘れ滑りやすくなっている岩場で転んだりします。
注意事項を保護者は他人事のように聞いていますが子どもより保護者の方が転倒した時のリスクは高い感じです。
保護者にも子どもと同様に目配りしなくてはいけません。危険度の少ない野外施設の中で成長した結果だから仕方ありません。
自然の中での体験によって体得しなければならない大事な時期があり、特に低学年頃は学校での学習と同様に重要だと考えます。
成果は、人との付き合い方、気配りの習得、手が器用になったり、色々な考え方や方法を持てるようになるような気がします。
また、小さい頃の経験はよく記憶に残っているようです。
出歩けば、何かに当たります。自宅の庭でも毎日変化があります。
海岸等は更に変化があります。慣れてきたら、遊び場所を家族で数か所決め春夏秋冬使い分けるようにしたらいいですね。この時目メモすることも忘れないようにしてください。
自然との距離が近くなるとどんどん大事にしたくなるのは人との付き合いと同様ですよね。
【料金に含まれるもの】
観察用道具(バケツ・タモ)使用料