「沈まぬ太陽」にハマり続ける

2020/8/23(日)

こんにちは!


久々の読書会ネタ。

山本豊子著の『沈まぬ太陽』は、全5巻の壮大な物語。ドラマ化も映画化もされている。


御巣鷹山の墜落事故を契機に、当該企業の闇とそれに翻弄された人々の半生(1960年頃から1986年まで)を描く。この8月、読むには、ぴったりのフィクションかもしれない。


小説は2年前に読んだが、今回、私がハマったのはドラマ化された方(上川隆也と渡部篤郎主演)。

50分 × 全20話と気が遠くなる長さなので、近寄らないようにしてきたが、試しに1話目を見たのが運の尽き。結局、全部見てしまった。


内容は、省略するが、顔芸と倍返しのない、硬派で、現実的な半沢直樹とイメージすれば分かりやすい。


実話ではない(←ここ重要!)が、ずさんな半官半民経営、政財官の癒着、利権争い、派閥、差別人事、コネなど、ありとあらゆる悪事に、小説でもドラマでも、うんざりする。その究極の結果を、この作品では、あの大惨事に結びつけている。


主人公の正義感だけでは、政治家も絡む複雑な問題は解決できない。悪いことをしている奴らは、物語の最後に、全員が捕まるわけでもない。


このようなリアリティある展開は、勧善懲悪の結末ではないから、見終わっても、決してスッキリはしない。何か考えさせられてしまう。

そんな物語だ。


8/30(日)朝11時からの【オンライン読書会!】+映画もね! (開催日リクエストもOK) では、英語仲間のカネゴンさんに申し込み頂き、久々の開催になります。

興味ある方、ぜひ、ご検討をお願いします!

その場のノリを重視しますので、事前準備は不要です。


洋楽について語りたい人は、その日の夕方17時より、【オンライン】懐かしの洋楽談義も募集中です。


ただただ、語りたい方は【オンライン】癒し系ホストと何でも語れる会(1対1もリクエスト可)は、どうでしょうか?

8月は、すでに5回も開催しており、おじさんホスト的には、人気爆発か?!と、完全に舞い上がっています。これ以上、調子に乗せたら、どうなるか、興味がある方は、ぜひ!



この記事を書いたユーザー

不適切な内容を報告する