国分寺崖線南部 東急線多摩川駅から等々力駅迄、大小様々な古墳が連なっています。田園調布古墳群と野毛古墳群、合わせて荏原台古墳群と総称しています。5世紀前半から6世紀にかけて作られた、関東を代表する古墳群です。仁徳天皇陵等世界遺産登録古墳群に行く前に、まず東京の古墳で古墳の勉強をしましょう。
荏原台古墳群を代表する11基の古墳全てを見に行きます。以下の行程です。
浅間神社古墳
亀甲山古墳
多摩川台古墳群
宝莱山古墳
観音塚古墳
天慶塚古墳
八幡塚古墳
狐塚古墳
御岳山古墳
等々力渓谷横穴群
野毛大塚古墳
前半に多摩川台公園の古墳展示室で、このエリアの古墳の全容を学びます。日本書記「武蔵国造の乱」に荏原台古墳群を暗示する記事があります。大和政権で荏原台古墳群に葬られた人たちが、どのような影響力を持ったのか、考えてみます。
国分寺崖線の台地の上に古墳が並んでいます。多摩川から、これらの古墳の列が並んで見えて壮観だったはずです。急峻な谷が沢山あります。全ての谷に入るのは避け、なるべく稜線を歩くようにします。各所で多摩川、川崎を遠方に見えてきます。ダイナミックなスリバチ地形を楽しんで下さい。
後半は等々力不動尊と等々力渓谷で小休止します。渓谷の成り立ちについてお話します。
4時間で6キロ歩きます。最後の野毛大塚古墳の墳頂に立つと達成感、満足感に満たされます。5世紀頃、南武蔵にいた人達の気持ちに思いを馳せることができます。
【料金に含まれるもの】
資料代、説明者の熱意