見事な彼岸花の群生です。必ずカメラ、スマホを持参して下さい。広角で広さを強調するも良し、マクロや望遠で花弁や虫を撮るも良し、写生するのも良し。コスプレ衣装で撮影している人もいます。色々楽しめます。
曼珠沙華は天界に咲く赤い花を表す梵語。秋の彼岸の前後に、田畑の畦や土手に咲くヒガンバナ科の多年草で群生します。昔から日本全土で普通に見られますが、在来種ではなく、中国から渡来した外来種とされているようです。巾着田の彼岸花は、高麗川の上流から流された球根が蛇行した地形に沿って自生しており、その数は500万本、日本最大級の群生地と言われています。
見渡す限りの彼岸花に囲まれますと、天界に行ったような、不思議な気分に落ち入ります。兎に角、素晴らしい所です。開花は、9月中旬から10月上旬迄です。是非、お出かけ下さい。
注:2020年、21年はコロナ禍で群生地への入場はできませんでしたが、2022年より巾着田曼珠沙華まつりは再開されています。2023年は9月16日〜10月1日まで開催されます。まつり期間中は入場が有料(500円)となり、大変混雑します。なるべくまつり期間前や平日に行って静かに散歩したいと思います。
万が一、彼岸花が咲いていなくても、巾着田内部では、コスモスが満開、糸トンボが飛来し、水車が動いています。高麗川の清流の冷気にあたりましょう。撮影素材、散歩の楽しみがとても多い所です。
【料金に含まれるもの】
群生エリアの入場料、お茶代。