オリンピックをきっかけにスケートボードに興味を持った方も多いかと思いますが、
始めるハードルがやや高い遊びでもあります。
* 道具は何が必要？
* どこで練習できる？
* 危なくない？
このイベントは大人限定かつ超初心者（全く乗ったことがない人から数回程度）限定の少人数イベントです。
経験者っぽい他の参加者に遠慮したり、周りが子供ばかりで気まずい思いをすることもありません。
不安なこと、分からないことは、気が済むまで聞いてください。
場所は多摩川沿いにある古民家にある小さなスケートボード施設（ミニランプ）です。
広くはありませんが、初めての方がスケートボードの楽しさに触れるには十分です。
そして、次回、次々回、続けていくために、お住いの地域の近くにあるスケートボードパーク、
そこでのマナーや友達の作り方などについてもアドバイスさせていただきます。
もちろん本イベントに繰り返しいただいても構いません。
グランピングとセットのイベントにしているので、
スケートボードに触れた後はコーヒーやお菓子と一緒にゆったり過ごしたり、
季節に合わせてバーベキューや川遊びや焚火を楽しんでいただいてもよいし、
元気があれば終わりの時間までスケボーに乗り続けていただいてもよいです。
用意していただくのは着替えと、普通のスニーカーだけ（詳細後ほど）。あとは全てこちらで用意します。
多摩川のせせらぎをBGMに、ここにしかない「ゆるい」スケボー体験をお楽しみください。
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■当日のスケジュール
11:00 青梅駅集合（中央線青梅駅から送迎します。直接現地も可。Pあり）
11:30～13:00 レッスン
・着替え、準備
・スケートボードの仕組みと乗り方の説明
・ストレッチ
・安全に転ぶための練習
・乗って、漕いでみよう
体験終了後のアクティビティは自由参加で、16:00に会場を閉めるまで、自由に過ごしていただいて構いません。
食材をご用意するので、お時間ある方は一緒に焚火を囲みながらランチを作って食べましょう。特に追加料金はいただいておりません。
スケボーが楽しくなれば自主練を続けてもよいし、休憩がてらスタッフと一緒に食事やコーヒーを楽しんでもOK
この時点でお帰りになる方がいらっしゃれば青梅駅まで送迎いたします。
なお、最寄り駅までは徒歩15分ほどで、そこから青梅駅まで電車で1-2分です。
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■持ち物と注意事項
服装
汚れてもよい格好でお越しください。屋外なので、身体が温まるまではアウターを着ておいて、脱いで調整しても構いません。更衣室はいつでも使えます。1～3月であればトレーナーからロンTくらいで滑ることが多いです。肌の露出はない方が安心感はありますが、必須ではありません。よく聞かれますが、こういう格好だと変、というものはあまりありません。デニムでも、スラックスでも、シャツでも、ニットでも良いです。
靴
底が平らで分厚すぎないスニーカーであれば基本的になんでも大丈夫です。
コンバースやVans、Nikeなどスケボー用のシューズも出していますが、最初から専用のものである必要はありません。
雨天について
小雨であれば屋根があるので開催します。荒天の場合は吹き込んでしまうので中止となります。
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■スケートボードについて
冒頭に書いたハードルの高さに加えて、世間ではあまりよいイメージを持たれないことがあるのも事実です。深夜に駅前などにたむろしている、騒音などで迷惑をかける、ガラの悪い人が多い、等。100%否定はしませんが、20年以上スケートボードに乗り、色々なタイプのスケーターと関わってきた中で思うのは、「みんな純粋にスケボーが好きで、スケボーが好きなやつが好きで、基本いいやつ」だということです。一歩その世界に踏み入れれば、元の世界では味わえなかったような豊かな感覚が味わえます。
例えば、「ドロップイン」という技（トリック）があります。スケボーに乗ってミニランプという斜面を下る動きで、技というほど難しいものではなく一度できてしまえば殆ど失敗しないようなものです。でも最初は、私もそうでしたが、すごく怖くて、諦めかけ、それでも勇気を振り絞ってトライします。そうやって成功したときの気持ちは、ドロップインができる全員が味わったことがあります。その喜びを忘れることはありません。なので、あるスケボーパークで初心者が初めてドロップインに成功しているのを見たら、一緒に嬉しくなってしまって、拍手をし、賞賛の声をかけます。ひとつのパークで一緒に滑ることをセッションと表現することがありますが、その日そのパークを沸かせたトリックは、そのドロップインになるかもしれません。もちろん高難度のトリックを誰かが決めれば盛り上がりますが、必ずしもそれだけではないです。競技にもなっていますが、スケートボードに絶対的な正解はありません。
私は国内外の多くのスケートパークによく遊びに行きますが、言葉が通じなくても、文化やバックグラウンドが違っても、すぐに仲良くなって、その地域のローカル情報をもらったり、一緒にお酒を飲んだり、後日東京に遊びに来てくれたり、よい関係が始まることがたくさんあります。そして、スケートボードに乗っていなければ、きっと出会わなかったような人や、場所や、カルチャーや、ファッションや、音楽に出会います。
そんな素敵なスケートボードに興味を持ってくれてありがとうございます。
少しでも、その世界に触れるきっかけになれば、と思ってこのイベントを企画しています（でもあくまで、ゆるく）。
お会いできるのを楽しみにしています。