今年は、日本画の巨匠・川端龍子生誕140年の年です。
ガイドになるまでは、知らなかった川端龍子画伯。
龍子だから女性画家?なんて、思っていました。
「名作展 川端龍子の描き出した世界」を鑑賞します。
多くの代表作が展示されています。
本展示では、2023年、現代アーティスト谷保玲奈が龍子のアトリエに滞在して
庭の植物や印象から描きあげられたに作品《け這う》も展示されています。
龍子記念館は、高橋龍太郎コレクション連携企画後
現代作家とのジョイントも積極的に行うようになりました。
そして、本会期中は作品撮影がOKなのです。
龍子は、1929年、美術団体「青龍社」を立ち上げます。ネーミングがかっこいいですよね。
「会場芸術」の一つとして、寺社の天井画も描くようになりました。
浅草寺の天井画は、堂本印象と川端龍子のジョイントです。
池上本門寺大堂の天井画には、龍子最後の作品「未完の龍」が描かれています。
龍子記念館で龍子の作品を鑑賞し、その生きざまにふれてみませんか?
美術館および住まいは、このほど国の重要文化財(建造物)に指定されました。
美術館とアトリエ、住まいは龍子自身の設計です。
龍子は文字もデザインしています。
かっこいいです。
美術館でそれも確認してくださいね。
アトリエや住まいでは、学芸員または会館協力員が説明いたします。
龍子の生きざま、かっこいいなと思っているので
龍子を多くの方に知っていただきたいと思うホストです。
今回は、いつもと違う、裏池上道(龍の道)を歩きます。
*展示会期は、6月22日まで。月曜日は休館です。
*あじさいの季節です。
<コース>
・大田文化の森(建物の名称)⇒龍子記念館(作品鑑賞、アトリエ見学)⇒弁天池⇒本門寺の森⇒池上本門寺大堂(川端龍子作・未完の龍)⇒五重塔(江戸初期の彫刻)⇒あじさい園⇒養源寺(あじさいロード)⇒総門(本阿弥光悦揮毫の扁額)にて解散
★コースには、坂道、下り階段があります。
☆集合:大田文化の森(大森駅よりバス乗車5分)、JR京浜東北線 大森駅西口から徒歩約16分
☆解散の最寄り駅:池上駅(総門より7分)
☆ご希望があれば、コース終了後、古民家カフェ「蓮月」でカフェタイムも。
・所要時間 3.5時間くらい
・歩行距離 約3㎞
・龍子記念館入館料が別途かかります。大人200円(65歳以上要証明書で無料)