箕とは
米や籾または雑穀などに混じった藁屑をとる時に使う農具。箕を両手で持ち、米や籾を入れて両手でバタバタ揺すると藁屑が先方に飛んで落ちる。
古くから暮らしの必需品でした。
材料は、作られている地域によって違いがありますが、身近にある竹、蔓、木の皮など3種類くらいの材料を使っていました。篠竹、藤つる、沢くるみ、山漆、いたや楓、などを使っていたようです。
秋田の箕
白い木肌が美しい、どこか女性的
イタヤカエデの若木を割いて帯状に加工し、手作業で編み上げて製品にする
馬が乗っても壊れない
箕=美
箕は福をすくう縁起物
作って壁に飾ってインテリアに
由利本荘市は鳥海山の麓に位置し、裾野では山側から海側まで田園風景が見られます。稲作文化と関わりのある文化も、お正月の年取りの行事に、箕に握り飯を並べて箸を立てて祖霊に備える行事などに残っています。
🌾お米作りの盛んな由利本荘市の歴史や文化なども箕作り体験をきっかけに興味を持っていただけたらと思います。
秋田といえば冬は豪雪地帯で知られてますが、農閑期には囲炉裏を囲んで、という雰囲気も...
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🪅産業と文化の祭典
秋田県由利本荘市の市民まつりでクラフトバンドのワークショップを開催します!!
〜オリジナルのmy手のひらサイズ箕を作りましょう〜
日 時:2022年10月22日(土)10:00〜12:00
場 所:文化交流館「カダーレ」2階 研修室2
対 象:クラフトに興味のある方どなたでも
定 員:10名程
体験料:お一人様500円(税込)
※制作キット代は含まれています。
♻️ワークショップでは、リサイクルの紙素材であるクラフトバンドを使って手のひらサイズの箕を作ります。
(このワークショップで作る、手のひらサイズの箕(み)は実用的な物ではなく、あくまでもインテリアの用途です。)
✋ワークショップの開催(約2時間)の内容
1、箕(み)について
2、材料のクラフトバンドについて
3、材料の確認、道具の確認
4、作り方について
5、箕の制作
[ワークショップで使う材料について]
クラフトバンド、クラフトテープ、エコクラフトという紙バンドを使います。菓子の包みを結ぶのに使ったり、米袋の口を結ぶための紐に使われています。かご編みの材料として使う材料は手芸店や100円ショップ、通信販売などでも買うことができます。
さまざまな色を組み合わせて使うことができるので、ワークショップでは他の方の作品と比べたり、自分のオリジナルの作品ができるので楽しみながら作ることができます。
今回は、12幅のクラフトバンドをPPバンドで割いて、長さを測り切って使います。手のひらサイズ箕(横約12㎝、縦約14㎝、高さ約3cm)の材料は、クラフトバンド約3m(色を3色用意)で作ります。
〈✂️使う道具〉
はさみ、手芸用クリップ、ボンド、定規、メジャー、PPバンド、目打ち、手拭きタオル
道具は、身近にある文具で十分です。ワークショップでは、道具の準備はしておりますが、参加する際には自分の道具を持ってきて下さってもかまいません。お待ちいただいた道具は、忘れないようにお名前などを書いてわかるようにお願いいたします。
Produce by 学びing(斉藤常治)