こんにちは。古代史フィールドガイドのみいちのぶきです。
このコースは那覇市奥武山公園周辺で開催される古代史ガイドの基礎コースツアーです。
那覇市は古代から中世に掛けて日本最古の遺物が発掘された街でもあります。
それらの遺物がこの奥武山を中心に広がります。
ここは大航海時代に琉球を訪れた帆船のシーマン達に世界でも五指に入る美しく風光明媚な場所として讃えられました。
その美しい姿も近代戦にも類例を見ない程激しかった沖縄戦で失われてしまいました。
戦前の沖縄には京都・奈良に続く国宝があり那覇を中心に集積していました。
もし、先史時代の遺物をも数えるなら日本で最も遺跡遺物を現代の私達に伝えてくれたかもしれません。
日本人のルーツにまつわる重要な遺物と文化遺産は破壊されその多くを失ってしまいましたが、残された遺物や伝承は日本人がどこから来たのか、どんな人たちだったのか、日本人の暮らしや生き方、国造りの根源を沖縄の古代フィールドから知ることができます。
近世の沖縄から古代・中世の人々の生活エリアを回りながらその先史や歴史に触れていきます。
実は日本の石器・縄文時代は世界でももっとも進んだ文化をもっていて、私たちが学んだ歴史とは随分と違うことがわかってきました。
真実の歴史を知るうえで重要な歴史の裏側についても少しだけ触れます。
沖縄の人も知らない沖縄や時には専門家も見落としがちな古代史の基本にも触れますので、
ロマン溢れる沖縄や日本の古代史の基礎編にもなります。
所要時間は約1時間です。
体験料金以外に費用は掛かりません。
【開催場所】那覇市奥武山公園周辺(山下町、鏡原町近辺)
【開催時間】午前8時
【所要時間】45分~90分
【催行人数】(約)10名
【移動】徒歩
【駅】モノレール奥武山駅
【雨天時】小雨決行