ロシアの朝食の定番はカーシャ(каша)です。
カーシャとはお粥のことで、色々な穀物を牛乳若しくは水で煮て作ります。 朝食以外にも、料理の付け合せとしてよく使われるポピュラーなメニューです。子供の頃から私たちはたくさんのそしていろんな種類のお粥を食べさせられます。米、蕎麦、オートミール、もちキビ、さらにヌードル入りの「ミルクスープ」等です。
毎日食べるとカーシャが好きになるか、若しくは嫌いになるかしかないです。幼稚園の朝もカーシャから始まります。
昔のロシアはカーシャはとても大きな存在だったので、 その名残はことわざで現れます。
・シチーとカーシャは我らの食べ物
・バターでカーシャがダメになることはない
・カーシャを炊いたら、バターもケチるな
ですから私もカーシャにバターを入れるときは、けっこう大きめのカタマリで入れることにしています。
今回のメニューは朝ごはんに良く食べるカーシャ、 スィルニキ(チーズパンケーキ)と私は子供のとき住んでいたキルギズの「クリチェタイ」です。
カーシャは鍋で作れますが、今回は壷で作るもちキビとカボチャのカーシャを紹介します。
スィルニキは自家製のカッテージチーズから作って、本当に素早くできる、簡単です。
クリチェタイは丸鶏、四角い麺と玉ねぎから作る郷土料理です。シンプルな食材ですがとても美味しいです。
【レシピ】
Пшенная каша с тыквой в горшочке 壷で作るもちキビとカボチャのミルク粥
Сырники スィルニキ(チーズパンケーキ)
Кульчетай クリチェタイ
Чай お茶