この講座は小学1年生~4年生の親子で参加できる講座です。(この講座は保護者の付き添いをお願いします)
この講座で学べる事
この講座は、ニューヨーク近代美術館で開発された教育目的とした対話型アート鑑賞法(VTS)を基礎として行われます。「対話型アート鑑賞」とは、作品に対する知識を得るための鑑賞法ではありません。複数人数でじっくり作品を鑑賞し、感じたこと・発見したことなどを対話を通して、様々なことを学んでいきます。
●「観察力」「思考力」が向上する
作品を見て感じたことを言うだけでなく「作品のどこを見てそう思ったの?」と講師が質問することで、子供たちは自分の感想の根拠を具体的に表現していきます。それを聞いたほかの子供が共感したり、他の意見を述べ合うことで、互いが刺激し合ってどんどん新しい発見と解釈をしていきます。自分の感じたことを作品の中に根拠を求めて言葉にして人に伝えることで、観察力・思考力・言葉を使った伝達能力をついていきます。
●「暗記型」から「思考力型」へ
学校教育では正解を出すことや暗記が重要となりますが、アート作品の鑑賞には「1+1=2」のように正解は一つではありません。自分の感じたり思ったりすることはどれも肯定するべきものです。否定されないリラックスした対話の中から、自分の考えや意見を、安心して自分の言葉で表現することができるようになります。
●コミュニケーション能力がつく
講師はどの発言も否定せずに受け入れます。それを無意識に子供たちも習い、互いの意見を共有し刺激し合いながら、新しい空想や発想を生んでいきます。「自分の考えと違う考えを持つ子がいる」という多様性を認識し、コミュニケーション力を身に付けていきます。
●アート作品を通じて「公共性」について学ぶ
この講座は屋外での実施です。実際に街の中にあるパブリックアートを見学しつつ対話していくとで「なぜここにこの作品があるのか」にも意識を向けて、公共の場の意味や、アートの果たす役割などを一緒に考えていきます。
開催にあたりまして、連絡事項を記載いたします。
・当日は新宿中央公園に現地集合現地解散になります。(現地までの交通費は自己負担でお願いいたします)
・コロナ感染対策を十分行い実施いたします。スタッフはマスクを着用いたします。ご参加の皆様もマスクの着用をお願いいたします。
・当日体調のすぐれない方、熱のある方は参加をお控えください。