2019年は5月6日からイスラム教の断食が始まりました。
太陽が昇り始める前から、太陽が沈むまでは水も口にしません。そして日没後には、イフトールと呼ばれる催しが行われ、お客様にごちそうをふるまう習慣があります。
今回はそんなイスラム文化とともにウズベキスタン料理をご紹介。断食を体験してみたい方は朝から断食してお越しください(強制ではありません)。
【レシピ】
=== HURMA(ナツメヤシ)
断食明けに一番最初に食べるとされるナツメヤシ。近年日本でも人気が高まっていますが、古くから高い栄養価があるとコーランにも記載されています。断食明けにまず最初にご提供いたします。
=== PLOV(プロフ(サマルカンドの焼き飯))
数年にわたり、多くのお客様にご紹介してきたObidのプロフ(焼き飯)。プロフの歴史は古く、古代アレクサンダー大王がサマルカンドあたりに訪れた時に食べたとされており、その歴史と文化が評価され2016年ユネスコの無形文化遺産に登録されました。日本人好みの作り方にアレンジしたObidプロフをご紹介します。
=== ACHIQ CHICHUK SALAD(トマトときゅうりのサラダ)
プロフと必ず一緒に食べられるトマトときゅうりのサラダ。味付けは塩でシンプルですが、ウズベキスタンでよく食べられるサラダをご紹介します。
=== CHUCHVARA(餃子(ウズベキスタン風揚げ餃子))
チュチュワラは多くは茹で餃子として提供される料理。
今回はおつまみとして好評の揚げ餃子をご紹介します。
=== QAYNATMA SHURVA(煮込みスープ)
ウズベキスタンの家庭でよく食べられる煮込みスープ。
ひよこ豆、野菜、肉が長時間煮込まれ、うまみがギュッとつまったスープです。
=== DRY FRUITS(ドライフルーツ)
サマルカンドの田舎にある実家のあたりはレーズンの産地です。親戚もドライフルーツを生産し、バザールに販売しています。夏暑い太陽の下で育ったレーズン。日本ではなかなか手に入らないウズベキスタンのレーズンをお召し上がりください。
=== SAMARKAND TEA(サマルカンド茶)
サマルカンドで生産されているお茶。ウズベキスタンでは必ず食事の際に温かいお茶を飲みます。ドライフルーツとともにどうぞ。