ブルガリアの家庭料理は、長い時間、コトコト煮込む料理が多いのですが、今回は、ヨーグルトを使って短時間で手軽に作れる代表的な家庭料理を紹介します。わたしのおばあちゃん、お母さんから習った味です。
【レシピ】
=== Айран(ヨーグルトドリンク)
ブルガリアの飲むヨーグルトには、お砂糖が入っていません。
なぜなら、ノドが渇いた時、食事の時に水代わりに飲むからです。
夏の暑い時は、氷を入れて冷たくして飲みます。
お好みでベリー、イチゴを入れても美味しいです。
=== Снежанка(ヨーグルトサラダのクラッカー乗せ)
ヨーグルト・クリームにクルミとキュウリが入ったサラダ。
ニンニク、ディルの香りが食欲をそそります。クラッカーに乗せてスナック感覚で楽しめます。
=== Овчарска салата(羊飼いのサラダ)
ブルガリアの羊飼いは、羊のお乳から黄色いチーズのカシカバールと白いチーズのシーレネ(フェタチーズ)を作ってきました。
このサラダには両方のチーズが入ってるので羊飼いのサラダと呼ばれています。
=== Пилешка супа(ヨーグルト入りチキンスープ)
これは、ブルガリアのおばあちゃんの味とも言えるブルガリアの家庭料理の定番中の定番です。わたしも、おばあちゃんの家でよく作ってもらいました。
=== Свинско месо с картофи(ポークとポテトのオーブン焼き)
これもブルガリアの家庭料理の定番です。お肉をやわらかくするためにヨーグルトに漬けてから白ワインをたっぷりかけてオーブンで焼きます。
=== Кекс с круши(洋梨のヨーグルトケーキ)
簡単に美味しく作れるヨーグルトケーキです。桃、りんご、アプリコット、ラズベリー等の季節の果物を使って様々なバリエーションが楽しめます。
=== Кафе или чай(コーヒーとハーブティー)
むかし、むかしのブルガリアではお薬としてハーブティーを飲んでいました。豊富なビタミンCが摂れるローズヒップやリラックス効果のあるカモミールのハーブティーが有名です。