風を切ってアムステルダムの街中を走る自転車の視点から

2021/8/3(火)

さて、先月末に駆け込みで


オランダまりぽささんの体験


【オンライン】ガイド貸切☆オランダ自転車ミニツアー&異文化OXクイズ

https://tabica.jp/travels/31085

に、参加してきました!



オランダまりぽささんは世界を股に掛けて旅行業界で活躍され、毎日5ヶ国語を駆使されるという、才気あふれるという表現がぴったりの方です。


私は2回アムステルダムに旅行しましたが、現地ご在住のオランダまりぽささんが自転車で案内してくださるということで、参加を決めました。



オランダと来れば自転車ですが、そのイメージができたのは

子供の頃に読んだ「カロリーヌの世界旅行」で

オランダの街をカロリーヌ御一行様が自転車で巡っていたからでした。


なぜ自転車のイメージがあるのか?

それについてもご解説いただき、自転車の小気味よいスピードで街の様子をご案内いただきました。



なんといってもショックだったのが

私は現地の名物料理をひとつも知らず、食べたことがなかったと

知ったことですね!(笑)


いつも添乗員なしのオールフリーで、参考にするものといえば「地球の歩き方」だった私には、

コロッケくらいしか名物料理がわからなかったのです。

(いや、ちゃんと読めば、書かれてあったかもしれないですけど)


何を食べていたか思い返すと、なぜか毎回諸事情によりケンタッキーに入らざるを得なくなり、

ほかはサンドイッチやラップ、それからスーパーで買った乳製品などですね・・


あと、前の日にドイツで買ったサラダと固いパンが残っていたので

雪景色の中、公園でそれを寒さに耐えながら食べたとかですね・・笑


デンマークでもそうなんですけど、なぜか寒さのなか苦境を強いられる場面に出くわすので、つい前世で何かあったのかなとか、思ってしまうわけですね・・



話が逸れましたが、だからこそ、添乗員の方や現地にお住いの方に

出発前にオンライン体験でお話を伺うべきだと、深く思い知った次第ですね・・




さらに、美術館は見ているんですが

その付近にある、歴史の教科書にも出ているような有名どころにまったく気づかず素通りしているとかですね・・


他にも100個くらい話したいことがあると、まりさんはおっしゃっていましたから、リピートしてもっとお話しを伺いたいと思いました。




そしてなんといってもスッキリしたのが、

「オランダはなぜ他のヨーロッパ諸国に比べて、差別を感じることが少ないのか?」

という問いにもお答えいただいたことですね!


私が2016年に泊まったのは、中心地から少し外れた住宅街の中だったのですが、イスラム教徒の方々が多く住むエリアでした。


その界隈で感じたのが、

「ただ人々の外見が違うだけで、雰囲気は日本の近隣住民と話しているのとまったく差がないような日常感」

だったんですね。


正直街並みすら自宅近くとすごく似ていて、「旅行した意味ある?」みたいな感覚もあったんです。



お店での些細なやりとりや、駅の係員の「ごきげんいかが?」的なことばかけなど、

「なんでこんなに違和感なくフレンドリーなんだろう?」と思っていました。


知らない人にも普通に話しかけるという点では日本とは少し違うかもしれませんが、

イスラム教徒の人々やアフリカ系の人々が、くつろいで幸せそうに生活しているという印象が強かったです。


これは社会的にも、彼らの生活がおびやかされないよう、

何か制度がそれなりに整備されているからではないか?と思える雰囲気がありました。


日本にいる外国人の方々とも、どこか雰囲気が違って快適そうでした。



帰ってきてそのことを話すと、私より渡航経験の多い母から「オランダは昔からあまり人種差別がない」

ということでしたが、昔は植民地もあったのになぜだろうと思っていました。


そのことについても、まりさんから納得いく回答がいただけて、あらためてオランダっていい国だなと思えました。



次回行くときは、必ず名物料理を食べたいです。









この記事を書いたユーザー

不適切な内容を報告する