緊急事態宣言中の体験開催について

2021/7/9(金)



写真は、ぼくが提供している体験スタート地点付近にある

カツラの樹の森です。


春には赤い花を咲かせて空を赤く染め

その後ミニチュアのバナナの房みたいな実を落とし


秋に葉を落とす時には綿菓子のような甘い香りを

森いっぱいに漂わせます。


高尾山の約1500種類ある植物の中で

ぼくがいちばん好きな樹木がこのカツラです。


さて。


東京都は4度目の緊急事態宣言が出るようですね。


前回(4月からの)の時は、GW含め11回あった

高尾山の自然体験の開催をすべて中止にしました。


TABICAさんからは、屋外の体験でもあるし

自粛要望対象体験ではないと言ってもらっていましたが。


でも今回は、感染状況も見ながらですが、開催します。


前回中止とした開催に参加予定だった皆さんには

大変申し訳ありませんが。


政府の場当たり対応にもういい加減にしてほしい、という気持ちと

何が何でも五輪を開催するための今回の宣言に

憤りを感じています。


去年の夏は、宣言などは出ていませんでしたが

第2波が起きていて、県をまたぐ移動なども制限されていて

いろんなことが中止・自粛となって


「この夏、子供の思い出になるのはこれだけなんです」


と体験参加のお母さんからメッセージをいただいて

泣きそうになりました。


日本の未来にとって子供は宝物なのに

政府の(大人の)子どもたちへの配慮・考慮がずっとなさすぎます。


心も体も成長期の子供がずっと抑えつけられていることの弊害や

マスクで家族以外の人の表情を見ることなく過ごし続けることの

情緒成育への問題など。


今後、感染状況(変異株などもありますし)を注視しながら

開催していくつもりでいます。


最後に少し明るいニュースをふたつ。


今年は本当にじとじとと雨が降り続く梅雨ですが

週明けにはこの梅雨も明けそうです。


あと来週火曜日にワクチン接種をしてくるので

皆さんに少しでも安心して参加いただければと思っています。



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