ミツバチの絶滅=人類の滅亡【閲覧注意・可愛いミツバチおしり写真有】
2021/5/19(水)
ワインクルティエの田辺えいみ(AMY)です。こんにちは。
最近、日本の一部地域でミツバチ(二ホンミツバチ)が激減、消滅する事態が続いているようです。
女王バチや幼虫は影響を受けないのですが、働きバチが大量に死んでいる状態がいくつか報告されています。
詳しい原因はまだわかりません。
ちいさな事象に見えますが、実はかなり深刻。
科学者アルバート・アインシュタインもミツバチが絶滅すれば、数年で人類も滅亡するだろうと明言しました。
花に限らず、野菜や果物、穀物などが収穫できるのは、ミツバチが受粉をしてくれるから。
受粉がなければ、正しく結実しません。
わたしたち人間の食糧問題にもおおきな影響をあたえるのです。
野菜・果物・穀物ができなければ、
お菓子や調味料、ジャム、ワイン、お酒なども作れませんし
家畜のえさが不足してお肉や牛乳も思うように生産できません。
ちなみに受粉はこうやってミツバチのキュートなおしりにくっついた花粉が
自然にばらまかれることで成立します。
一生懸命おしごとしてるミツバチ、かわいいですよね。
この写真、わたし大好きです。
ヨーロッパではミツバチを保護する運動がアジアよりも活発です。
これは、早くからその価値が広く理解されていたことと、
チェルノブイリ原発事故の直後にミツバチが減少したり、奇形・病気がでた事実から
保護活動に真剣に取り組む国や団体、農家が出現したためです。
事実、デンマークでは農地の土地所有者は所有面積の5%以上に花を植樹することが義務付けられています。
ミツバチ保護のために具体的な法律があるのですね。
初めて知ったときは驚きました。
こんな風に、ただっぴろい穀物畑の中にお花畑があります。
日本では4月、5月が春の花の時期ですが
少し寒く梅雨のないヨーロッパは6月が花の季節です。
販売用に整然と植えられた花とちがって、
ミツバチのためのお花畑はいろとりどりで、かわいらしいですね☆
さてさて、TABICAでホストになってそろそろ1年です。
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