池上花暦 3月22日 利休梅・春爛漫
2021/3/22(月)
池上の梅も開花がひととおり終わり、しだれ桜が咲き始めるころ、本妙院さんの清楚な白い花が咲き始めます。
開花がはじまるとご住職が「利休梅」の木札をかけると聞きました。本日は木札がかかっていました!(^^)!
山門近くに、たくさんの花を咲かせます。
本門寺の総門へ行く手前で立ち止まる方も多いですね。
四季を通して花のたえないお庭ですが、利休梅の開花は特に楽しみにしています。
梅という名がつきますが、バラ科ヤナギザクラ属の五弁花。
表千家では3月27日、裏千家では3月28日に利休忌を行い、追善の茶会をするそうです。
その頃に、茶会の庭に咲いている花が、利休梅。
茶会で利休梅を見る、ステキだなあ。
安土桃山時代に生きた千利休の頃には、日本にはまだ渡来していなかったので、千利休はこの花を知らないのに、ネーミングがすばらしかったのですね。
明治末期に渡来。利休梅のネーミングは大阪商人とか。
清楚な白とネーミングにより茶花として利用され、茶室のある庭にも植栽されるようになったそうです。
本妙院さん、いつもより開花が早いのです。
新緑と青い空と白い花、山門も少し入れて、すばらしい情景が展開します。
はらはらと散る様子も美しい。
庭のお隣には、しだれ桜。本日、ともに咲き誇っていました。
秋にはマユミのような星形の実がなるらしい。
見過ごしていました。今年は気をつけて見に行かなくては・・。
桜も咲いて、池上は春爛漫です。
今の時期、花の町池上をご紹介しないのはもったいない!
と開催を設定しました。
3月28日日曜日11時30分開催を追加しました。