3.11の思い出

2021/3/12(金)

10年前の大地震。

私は東京で、スーパーのアルバイトの休憩室にいて、テレビが落っこちないように支えながら、揺れに驚いていた。

余震のたびに屋外に避難して、割れたワインの瓶を片付けながら、

あんな大災害になっているとは想像できていなかった。


自分ごととしては、一年かけて準備してきた

2週間のドイツ・フランス巡検旅行に出発する2日前だったので、

学生時代のハイライトと思っていたイベントが中止になったことが、ただただショックだった。




JALグループに入社したら、訓練時代に最もお世話になった先輩方は、

当時陸路が断絶された中、支援物資やボランティアの方を届けるチャーターフライトで乗務していた世代で、

海を見て涙する人、東北に向かう人も東北から出発する人も、

なんて声をかけていいかわからない表情のお客様を乗せて、苦しいフライトだったと話してくれた。




震災から2年ほど経ったころ、

これからの社会をつくる若者こそ、現地を見るべきだ、という意思にもとづき、

それまで社会人向けのツアーしかなかったところに問題提起し、

JTBとコラボして学生限定のボランティアツアーを作った同級生がいることを知った。


それが大場黎亜ちゃん。


同い年の女の子が、そんな行動力!?!?

かっこよすぎて、参加を即決した。



南三陸町では、瓦礫撤去を少しお手伝いし、仮設のさんさん商店街や、宿泊先のホテル観洋さんで

現地の方のお話を聞いた。



印象に残っているのは、来てくれてありがとう。

美味しいもの食べて楽しんで言ってね、という言葉。



当時、自粛ムードが広がっており、

笑ったり、幸せを感じるのっていけないのかな?などと考えてしまうこともあったけれど、

現地では、笑っていいんだ、楽しんでいいんだ、と安心した。

笑顔は伝播するから、現地の方にも笑顔をギフトできるのかもしれない。



私にできることは小さい。



間違っているかもしれない。



でも、何もやらないよりは、

やってみたい。



行動してみたら、気付くことがあって、

失敗したとしても、次につながる。




黎亜ちゃんの姿から学んだことも、そんなことだったと思う。






コロナ禍の今も、

自粛ムードという点では似ている。


落ち込むこともある。


でも、なにかやってみることでしか、現状をすすめられないと思う。




そんな思いで、インドのオンラインツアーをやらせて頂いているTABICA。

私にとって、いつもすごく素敵な出会いを頂き、

チャレンジし続けられて、

応援してくれる方がいっぱいいて、

とってもありがたい場。



そんなTABICAで、

大好きな黎亜ちゃんとコラボできるのが、

本当に本当に嬉しいんです!


南三陸町を紹介というツアーですが、

個人的には黎亜ちゃんを多くの人に知ってほしい😊✨


私たちの作り立てほやほやのオンラインツアー、

よかったら遊びに来てください♪



ボランティアがきっかけで移住までしちゃった黎亜ちゃんが、

南三陸町の美味しさも美しさも、魅力をた~っぷり語ってくれます!!



お酒やおつまみやお菓子持って、

気軽に参加してくださいね!!!


https://tabica.jp/travels/32618

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