人類最古の植物染料

2021/2/23(火)

紀元前3000年頃

インダス文明の遺跡から染織槽後が発見される


紀元前1336年〜1327年

ツタンカーメンのミイラに藍染の布が使用されていた

人類最古の植物染料


藍染の歴史はとても古くツタンカーメンの時代まで遡る事になる。日本に入って来たのは、飛鳥時代から奈良時代、栽培が始まった。当時は上層貴族の絹の衣類に使われていた。


室町時代

薬効が知られ貴重な民間薬だった。

安土桃山時代、木綿が普及し庶民の暮らしに深く浸透する。


江戸時代

作業着から高級衣装、生活雑貨へも広がる。


明治時代

藍染の紺色が暮らしの基本色。国鉄、郵便局の制服に使用されていた。

イギリス人「ロバート ウィリアム アトキンソン」がそんな街並みを見てJapan Blueと称賛した。


明治時代後期

安価で早く染まるインド藍

合成染料が登場。国内生産量が激減する。


昭和初期

藍の栽培が食糧を増やす為禁止される。


藍染は、日本の歴史と共に歩んできました。この事を思い出すたびに悲しくならます😢

そんな悲しい藍染を、優しい気持ちで大切に伝えていきたい☺️

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