ミヤマフユイチゴ
2021/1/5(火)
ミヤマフユイチゴの実。
真っ赤に色づいた
冬に実のなる野イチゴです。
昨年最後に開催した体験で、
子供たち(親子)と一緒に山を歩いた時
みんなでこのイチゴを摘んでは
口にして赤い野の味を味わっていたら
4歳くらいの女の子が
いくつも集めたこのイチゴの実を
「これ、あげる」
とぼくにくれました。
「え!いいの?」と驚くと
「わたしはさっき食べたから」
と、イチゴを差し出してくれて。
ありがとうと言って
いくつもの赤い実を
ぽいっと口に入れてみると
熟して甘いのやまだ熟す前のすっぱいのが
混然としていて、おいしい。
今までは1粒でしか食べたことなかったけれど
いろんな味がすると楽しい。
人間の社会、特に日本の社会の価値観は
どうにも狭いと日々感じていて
自然の中で子供たちと過ごしながら
「多様性」「いろいろでいい」ということを
知ってほしいと思ってきたけれど
小さな女の子にその楽しさを
教えてもらってしまいました。