いよいよ冬ですねぇ。
2020/12/3(木)
よく見ると枯葉の色をしたカマキリ。
そうそう、寄(やどりき)の山は余り紅葉しません。
それは杉やヒノキが沢山あるからなんですね。
紅葉する木が少ない訳です。
じゃあなぜスギやヒノキが多いかというと、それは植林したからなんですね。
昔は畑をやっていたそうなんです。
でも、畑よりもスギやヒノキが儲かるとなって植林をした。
その後、竹林にした。
そして儲けるなら都心で働いた方が効率が良くなり、人手が入らなくなった。
日本全国の里山で起こっていることなんでしょうね。
そして今、里山に残っている人達は、次は広葉樹を植えたいとのこと。
広葉樹は実をつけるから獣が里に降りて来なくなる、落ち葉が堆肥となって山が豊かになる、などなど理由があるそうだ。
そして昔の植林と違って、儲かるから広葉樹にしたい、ということじゃないということが印象深いです。
そうそう、ヤマビルも鹿やイノシシが里に降りてくる様になって爆発的に増えたとのこと。
なんだか人の生活を含めた生態系としての里山もどんどん変化して行くんだなぁと。