【Bangkok Life】ダイエットの話
2020/11/22(日)
生まれて初めてDog Cafeへ行きました。バンコクからささもです。
犬を飼ったこともないし、町中で見かけて「可愛いな」と思っても積極的に触りに行ったりしないので、若干不安もありました。
が・・・、なるほど。もふもふ可愛い。
あんなに近くで犬を見たのは初めてです。
また行きたいです。
金曜の夜、同僚が残業をしながら、こんなことを言い出しました。
「私、今、人生で一番ブサイクなんです。」
おっと、どうしたどうした??
聞けば、7年で10Kg太ったそう。確かにそれは顔も変わるし、痩せていたときを知っているなら、なおさら今の自分に納得いかないものでしょう。
服のサイズもSからXLへ・・・。
「タイに来て太った。」
タイに来て、よく聞く話です。
日本と食生活も変わりますから。
「在宅期間に太った。」
これも、あるあるです。
「ささもさんは、今一番痩せてたときから何Kgですか?」
ふと考えて、
「今ですね。」
「マジですか??」
私はタイに来てから一時帰国で日本に帰るたび
「また、痩せた?」
と言われます。実際、体重はそこまで変わってないので(マイナス2㎏くらい)、年を重ねて筋肉が落ちたのだと思います。
在宅期間中は、いつにもまして健康的な生活を送ってました。
自分でご飯を作って、時間もあったので、「1日2分30日で腹筋が割れる」というYouTube動画は本当か、謎のチャレンジをしていました。
正直、私は自分が特別に「細い」とは思いませんが、「太い」とも思っていません。
だから、体重聞かれたら答えられるし、腹を見せろと言われたら普通に見せられます。
こんな私ですが、10年くらい前は今より10㎏くらい太ってました。
じゃあ、どうやって痩せたのか、どうして太らないのか、という話なのですが・・・。
これもまた不思議な話で「ダイエットをして成功した」という記憶がありません。
「ダイエットしなきゃ」と思ったことは、人並みにあるんですが・・・。
私は
究極のめんどくさがり
というのが大きい気がします。
まず、これは家系なのかもしれませんが、食にあまり頓着がありません。
母は料理もお菓子作りも上手な人なんですが、家族全員、そこまで食べるほうではありませんでした。
おいしいものを友達と食べるのは好きですが、普段、「これを食べたい」というのがそこまでありません。
「好きな食べ物は?」
「芋。」
こんな感じです。
だから、1週間同じものを作って食べても、割と平気です。気に入ると、そればかり作ります。決まった材料1セットで済みますから。
面倒なので、魚や肉はほとんど買いません。野菜の方が、楽です。
そして、手軽なデリバリーすら、あまり使いません。
バンコクはデリバリーがかなり充実していて、しかも安いのですが、
選んで、注文して、着くまで何分と、考えてしまうと、「ま、いっか・・・」と思って、頼むのをやめてしまいます。
そのため、休日に用事がないと1食しか食べないこともあります。
ただ、普段から全然食べないわけでもなく、出勤する日は、朝、ヨーグルトを食べ、お昼にタイ料理のお弁当を食べて、夕方にはお腹がすくので、パンを食べて、家に帰って、また食べます。
普通にチョコレートとか大好きです。間食も普通にします。
ただ、会社員になってから「主食(パンや米など)は1日1回食べたら十分」「生野菜は1日1回食べないと気持ち悪い」となっており、晩御飯に主食を食べることは少ないです。
それでも、タイに来てから生野菜を食べる機会は減って、主食の量は増えています、確実に。
これもめんどくさがり故なんですが、
「太ってから痩せるために、我慢するのが嫌」
と思って、太ることに敏感です。
だったら、今、ある程度、節制して保っていたほうが食べたいものも我慢しなくていいし、という発想です。なので、普段1人のときは、食べすぎないようにという意識が働いている気がします。
だから、完璧在宅になったときは、パンもチョコも買いませんでした。
と言っても、全くないのは無理なので、ヴィーガン向けのプロテインバー(チョコ味)を買ってみたら、おいしかったので、それを買いだめしてみたり、パンは週一くらいで解禁したりしてました。ただ、人間の体は不思議なもので、そうやっていたときは、たまに食べるチョコやパンで胃もたれを起こしました。
そのままやめとけば、健康だったものを、今はすっかり平気です。
「野菜から食べる」「極力8時以降は食べない」「30回以上噛む」など、遂行しているマイルールもあります。
ただし、絶対じゃありません。できるだけみたいな、軽い感じです。
先週は残業続きで9時過ぎに晩御飯でしたし、なんなんら10時くらいにコンビニケーキを食べた日もありました。
そのくらい適当ですし、たまになら全体で帳尻が合うと思っています。
さて、じゃあ、なぜそこまでやっているのかということですが、私は日本女子のなかでは「身長が高い」部類に入ると思います。
そのため、少しでも太ると
「大きい」
「でかい」
という印象を持たれがちです。
それを言われるのが嫌、という単純な話でもなく、そうなったときの自己嫌悪と罪悪感が、たぶん強いのです。
同じ理由で、私より背が高い高校の同級生は私より全然細い体形をキープしています。
先にも書きましたが、一回痩せた自分を知っていると余計に「こんなはずじゃないのに」という気持ちが強いです。
私も学生時代、太ったり痩せたりを繰り返したので。
なので、どちらかと言えば、
「太らない」
より
「太れない」
のほうが正しいです。
運動は大学を卒業してから、日本にいたころと、タイにきたばかりのころは「0」でした。
体を動かすようになったのは、ここ数年です。
ただ、子供のころから、環境のせいで、いろいろとやっていたので、体を動かすことに抵抗はありません。
しかし、ここ数か月、またサボっていたら、肩こりと腰痛がひどくなり、いい加減、また運動しなきゃと思いました。
もはや、運動はダイエット云々ではなくなっています。
運動もしてないため、体重計に乗るのもサボっていたんですが、同僚と話したのをきっかけに、昨日の朝乗ってみました。
1Kg痩せていました。
これは、完璧に筋肉が減っただけです。
焦って、今朝、またYoutubeを見て、汗を流しました。やっぱり前できたものが、できません。あーあ、ふりだしに戻る、の気分です。
さて、巷にはいろいろなダイエットの情報が溢れていますが、
「食べる量」
「食べる内容」
「消費する量」
このバランスがハマれば、運動しようがしまいが、食べ物を我慢しようがしまいが、何らかしら変化はあるのではと思います。
どれも変えられない、見直せない方は、おそらくダイエットしたいとか、体形変えたいとか、本当に思ってるわけではないと思うので、開き直ったほうが毎日楽しく過ごせると思います。
あ、ちなみに興味本位で「糖質制限」と「ファスティング」を見様見真似でやってみたんですが、糖質制限は普段肉をあまり食べないから、摂取カロリーが全然足りなかったのか、低血糖症みたいな症状が出たので、中断しました。
ファスティングも普段からそれに近いことをたまにやっているせいか、私にはあまり響きませんでした。
世の中の情報なんて、結局合う合わないがありますから。これをやれば痩せるとか、たぶん万人にハマるものってないです。
「体重と年齢がただの記号だから」
というのは友人の受け売りですが、確かにその通りで、体重が減って、体力が落ちるということも、ままある話です。
正直、体形とか見た目って自己満だと思います。
健康被害があるようなら別ですが、食べたいもの食べて、したいことして。
それで、健康第一で、前向いて過ごしていれば悪いことなんて何もない、と個人的には思います。