勝手にコーヒーフェアにつき。
2020/10/9(金)
\ Melitta ECG-62 coffee mill /
メリタの電動コーヒーミルを買いました。
じつは、なんと、actually
自分でコーヒーミルを買うのは初めてなんです。
(店舗で働いているときは、お店のコーヒーミルで自分用の豆を挽いて持ち帰っていて、どうせ毎日店に行くから、家用のものは必要なかったんですね。「買えよー」と言いながら使わせてくれていたボスたちに今更ながら感謝。笑)
いろいろ迷ったけど、今回はMelittaのECG-62を。
やっぱり挽きたては味が全然ちがうので、買いました。
挽き目調整は挽く時間で調整するものです。長く回せば細かく、短く回せば粗く。
あまり知られていないかもしれないのですが、
主にエスプレッソを出すお店では《メッシュ調整》と言って、エスプレッソマシン でなく、エスプレッソ専用グラインダー(ミル)の調整が、1日に何度も必須になります。
気温や湿度が変わると同じセッティングでも味がめっちゃ変わるからなのですが
これがバリスタの主な仕事といってもいいんじゃないかというくらい1日中、味をみてます。
エスプレッソ用の豆はパウダー状になるまで細かく挽くのですが、グラインダーは刃が2つあって、すりつぶす感じで豆を挽いていきます。
すりつぶす距離が短いと細かくなるし、刃を回す時間が長いと細かくなります。
調整は、具体的には刃を回す《時間》と、刃と刃の《間隔》のふたつの要素を変えることで、お店の味に合わせていきます。
牛乳と合わせるドリンクも基本的にはエスプレッソの味で全体の味が決まります。
《刃を回す時間》
《間隔》
《挽いた豆の1回に使う量(0.1g単位)》
《抽出時間》
《抽出量》
(牛乳を使うものなら、《最終的に使用するエスプレッソの量》)
など、最終的にドリンクが出るまでに、個人の裁量に任されたポイントがたくさんあって、ほんとうにずっとおもしろいんですよ。
変わる条件のなかで、同じ味をちゃんと出す、提供する、っていうある程度のむずかしさというか
「頭で考えて調整するけど、最終的に決定するのは自分の味覚」
という矛盾した部分が特に自分は楽しかったのかなーって説明書を読んでいて思いました。
今度の日曜日に主催するイベントから使います。間に合ってよかったー♩
ストラクチャートーストとおいしいカフェオレで日曜日の朝食を楽しみましょう♩
https://tabica.jp/travels/30034?