激動する渋谷を語る

2020/9/7(月)

オンラインでの渋谷ガイドは、画面共有機能を使って観光スポットの説明と、最近の写真の紹介をしています。


渋谷は常に変化してきた街なのですが、手元にある2002年2月に刊行された『東京人気タウン渋谷』を見ると、特集が「渋谷で見つけた大人スタイルのレストラン」、2010年6月刊行の『Hanako』が「大人のための素敵なお店へ。渋谷案内」ということで、「大人」を見出しにつけているのは、渋谷が若い人の街と思われているからなのでしょう。


特に1990年代の渋谷は、センター街やSHIBUYA109がメディアでの紹介で目立っていたからかもしれません。その後も、ハロウィンやDJポリスが話題になり、昨年まではインバウンド客とライブハウスに来る若者たちが渋谷の賑わいをつくっていましたが、コロナでそれが壊滅状態となってしまいました。


一方で昨年末に渋谷スクランブルスクエア―ができ、今年に入ってからは地下鉄銀座線のホームと埼京線のホームが移動、そして東急東横店の閉店し、これからその建物の解体工事が始まります。渋谷の顔が変わるといってよいでしょう。この動きは2027年まで続きます。


その工事のために駅の乗り換えが分かりにくいなどで、渋谷駅の現在の印象は良いとはいえないようです。渋谷駅での乗り換えを避けて路線を選ぶ人がいるくらいなのですから。東京の中でも、渋谷ほどわかりにくい街はないといってもよいかもしれません。でも、だからこそ面白いのです。


オンラインで気軽に毎日のように変化する渋谷をいろいろな角度から覗いてみます。


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