セルフレスキューファーストを育児の現場に
2020/8/7(金)
救助の世界に「セルフレスキューファースト」という言葉があります。
自分の身の安全を確保することが最優先、ということ。
自分の安全確保ができていなければ、他人も助けられない。
わかりやすい例で言うと、溺れた人を助けるのに自分は飛び込んじゃいけないっていうアレですね。
私はこれを育児の現場にも応用しておりまして。(というか、自分の考えでそうしていたけどそれって「セルフレスキューファースト」の考えだったわ、と最近気づいた。)
例えば、お風呂上り。
寒い時期は早く体を拭きたいのに、子どもはなかなか拭かせてくれない。
自分の体を拭くことを疎かにして子どもに構っていると、自分が風邪を引いてしまうおそれがあります。
私は、自分の体を拭く方が最優先。
だって、、私だけ風邪を引いて熱でダウンしたら、誰が子どもをみるのか。
私だけならまだしも、子どもも風邪を引いたら誰が看病するのか。(夫は仕事だし、夫が仕事休むことになったらそれも後々巻き返すのが大変だし)
自分が健康でいないと子どもの看病もできない。
自分が健康でいないと子どもの健康も守れない。
そういうわけで、育児の現場でも徹底してセルフレスキューファーストを貫いております。
自分が疲れているときは、自分の体力回復が最優先。
暑すぎるとき、寒すぎるときに「子どものために」と無理して外に出る必要もありません。
コンディションが悪いときに外出したら、それこそ危険が待っているかもしれません。
疲れているとき、無理して台所に立つ必要もありません。
夫に何か買ってきてもらったり、冷凍食品や出前で済ましましょう。
なんなら一食ぐらい食べなくたって死にません。
無理してごはんをつくったのに子どもは食べないなんてことはザラにあるし、子どもはごはんより親との楽しい時間を欲していたりします。
親が疲れてイライラしてると、子どもとも全力で遊べなかったり、少しのことで厳しく当たってしまったり、良い効果が得られません。
親が元気で健康でいること、それが子どものためにも繋がります。
セルフレスキューファースト、育児の現場にもぜひご活用ください。
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