薔薇好きさんへ♡薔薇の撮り方をご紹介
2020/5/14(木)
こんにちは。
いつもならこの季節は薔薇を撮るツアーをしたいところですが、あちこち「立ち入り禁止」「お出かけ自粛」で断念です。
そんななか、散歩、と言える距離でどこかバラを撮れないかしら!とさがして行ってきましたので、
ご紹介します。
後方に見えるまあるい光の玉は「玉ボケ」といって
この場合は薔薇の花びらとはっぱに太陽が反射して光の玉をつくっています。
わたしは屋外フォトはこの「ボケ」が大好きです!
これからの季節は雨上がりの紫陽花なんかも素敵に玉ボケがつくれますよ!
ここまで太陽が照り付けると、実は濃い色の写真はむずかしいです・・・
とくに赤いバラは安っぽい色になってしまいます。
なので「日陰」で撮るか、
もうカメラで撮るのはあっさりやめる(笑)
やめて濃いピンクにしました。
全部にピント、にすると くどいのであえて手前だけにピント合わせてます。
写真家って「この人のテイスト」みたいなのがあるかと思うのですが、
わたしは「その被写体の特徴に応じたテイスト」でいろいろに撮影のスタイルを変えています。
たとえば、この写真は 彩度も明瞭度も低め。
このぐらいのピンクは青空に映えますね!
こちらはピンクと青空の色を見せたいので彩度高めで明瞭度は低め。
薔薇の種類にもよりますが、
カップ咲の薔薇はあまりくっきりしたモードで撮らない方がかわいいです。
反対に高島屋のシンボルのような巻きのきれいな薔薇は、クッキリと撮ってフォルムの美しさを見せるほうが「素材の良さ」が活かせます。
とまあ、こんな感じで実際に「横浜フォト散歩」でもレクチャーしながら写真の可能性を広げていただく体験を
来年は出来たらいいなと思っております。