池上花暦 5月12日 オルレア・ホワイトレース

2020/5/13(水)

花暦、ほぼ毎日綴っているのですが

暫く町歩きは、むずかしそうなのでノートも投稿しませんでしたが

昨日、いつも参加してくださるゲストさんから「いいね」をいただいて、とてもうれしく、楽しかった町歩きを思いました。

時々、花暦で季節の変化をお知らせしようと思いました。


以前、お茶の先生のところへ通っていた時、その途中に佐伯栄養専門学校がありました。

日本最初の栄養学校で、卒業生に栄養士という名前を贈ったいわれる学校です。

学校は、蒲田に移転して、今は緑地公園になっています。


海抜21メートルの小高い丘をいかした公園になりました。

この公園に植樹されている草花、心惹かれるものが多いです。


先日は、白いレースのような花の群生がありました。たいへん美しい花でした。


レースフラワーに似ているけれど違うなあ。

帰宅して、グーグルでそのまま「白いレースのような花」で検索したら、トップに出てきました。

オルレア・ホワイトレース、最近は人気の園芸種とありました。


この花の原種は、地中海沿岸の草地、オリーブ畑、ブドウ畑に普通に見られたそうです。

イメージにぴったり。


園芸品種であるオルレア・ホワイトレースの原種がグランディフローラ種ですが、今は激減して絶滅状態にあるそうです。

広い台地に咲くこの花を見てみたいです。


昔、一年草のカスミソウを広い農地で育てたことがあります。

その後、添える花としてなくてはならなくなった宿根カスミソウとは違い、小さいけれど形の美しかったカスミソウの花を思い起こさせました。

一年草カスミソウは素朴だけれど花の形がキュートで美しい。


オルレアは、茎がスッと立ち、白さが際立つ美しい花です。エレガントで美しい。

佐伯山の上は、風がさわさわと渡る気持ちのよい緑地です。


追伸:

オルレアと名前を見つけた時は、「オルレアン」を連想して、ジャンヌ・ダルクと関係があるのかななどと思ってしまいましたが、登録したロシア人医師の名前らしいです。全く関係ありませんでした。オルレアンは行かなかったので心残りがある場所です。

リュック・ベッソン監督、ミラ・ジョボヴィッチ主演の映画は鮮烈でした。


この公園の植樹は里山の会が管理していると看板がありました。

女性が植える花を選んでいるのかなあと思います。

ナチュラルな植栽が他の公園とは違う気がいたします。

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