「自分の知っていること」を体験に!OTAガイドステーション始めます
2026/8/21(金)
「自分の知っていること」を体験にできる?――「OTAガイドステーション」という試みを始めます
地域の歴史を知っている。
仕事で身につけた技術や経験がある。
趣味なら何時間でも話せる。
地元のおもしろい場所や、旅行者にはまだあまり知られていない魅力を知っている。
こうした「知っている」「できる」は、体験ツアーの材料になります。
ただ、実際に「予約して参加してもらう商品」にしようとすると、急に分からないことが増えてきます。
・何を体験商品にすればいい?
・誰を対象にすればいい?
・料金はいくらにする?
・所要時間や定員は?
・どんなタイトルや紹介文なら予約される?
・じゃらん、aini、Viator、GetYourGuide、Klookなど、どのOTAを使えばいい?
・実際にガイドするとき、どんな準備が必要?
さらに、OTAへ掲載したら終わりではありません。
予約を受け、参加者を迎え、実際に案内し、レビューをもらい、内容を改善し、次の予約につなげていく必要があります。
私自身、現在も成田空港周辺で体験ツアーを企画し、OTAで販売し、実際に現場でガイドをしています。
その経験を生かしながら、地域の「知っている」「できる」を、旅行者が予約できる体験へ変えていく仕組みをつくれないか。
そんな考えから、今、「OTAガイドステーション」という取り組みを少しずつ始めています。
■OTAガイドステーションとは?
単なるガイド紹介所でも、講座だけを行う場所でもありません。
地域にある知識、経験、仕事、趣味、文化などを、
発掘する
↓
体験として企画する
↓
ガイド台本やストーリーをつくる
↓
料金・時間・定員などを決める
↓
OTAへ掲載する
↓
模擬・モニターツアーを行う
↓
実際に旅行者を迎える
↓
レビューを受ける
↓
改善して次の予約につなげる
という流れで支援していく、**「学び+商品化+実践」**の仕組みを考えています。
講座を受けて終わるのではなく、実際に旅行者を迎えるところまでつなげたい、というのが大きな特徴です。
■最初のリアル拠点は、秋田県能代市
この構想を実際に試す最初のリアル拠点として、秋田県能代市・柳町商店街に新しく生まれる民間拠点「旅と暮らしの交差点」と連携することになりました。
運営するのは、地域限定旅行業を営む株式会社ねこの手能代です。
私が代表を務める成田空港リトリート合同会社も地域間連携パートナーとして参加し、
・体験ツアーの商品化
・国内外OTAの活用
・ガイド台本や地域ストーリーづくり
・オンライン講座
・ガイド育成
・モニターツアーや商品改善
・成田空港・首都圏からの情報発信
などで協力していきます。
この取り組みについて、2026年8月20日にPR TIMESでも発表しました。
▼PR TIMES
「旅行会社が秋田県能代市・柳町商店街に『旅と暮らしの交差点』を開設へ クラウドファンディングを開始」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000183888.html
■現在、クラウドファンディングも実施中です
能代・柳町の「旅と暮らしの交差点」では、1階を旅人と地域が出会う場所、2階を旅と仕事をつくる場所、3階を学び・交流・オンライン発信などに使える場所として整備する計画です。
2026年10月のオープンに向けて、CAMPFIREでクラウドファンディングも始まりました。
▼CAMPFIRE
秋田県能代・柳町商店街に出会いと挑戦が生まれる《旅と暮らしの交差点》をつくりたい
https://camp-fire.jp/projects/971527/view
募集期間は、2026年8月20日~9月25日です。
クラウドファンディングには、純粋に拠点づくりを応援するコースのほか、能代での体験、五能線関連グッズ、五能線オンラインツアー、成田空港見学ツアー、体験ツアー企画・OTA活用講座など、地域間連携を意識したリターンも用意しています。
■能代だけの仕組みにはしたくありません
ここは、私が今回とても大切にしたいところです。
OTAガイドステーションを、「秋田県能代市だけの仕組み」にはしたくありません。
能代は、最初のリアルな実証拠点です。
一方、私は成田空港周辺で現在も体験ツアーを企画・販売・催行しています。
将来的には、
能代=地域でガイドや体験を育てるリアル拠点
成田空港=OTAで実際に販売し、旅行者を迎えている実践現場
オンライン=全国のガイド・体験提供者とつながる入口
という形でつないでいけないかと考えています。
秋田県に限らず全国で、
「自分の仕事や趣味を体験にしてみたい」
「自分の町を案内してみたい」
「地域の歴史や文化を旅行者に伝えたい」
「副業として小さな体験ツアーを始めたい」
「OTAには掲載したけれど、予約につながらない」
といった人が利用できる仕組みに、少しずつ育てていきたいと思っています。
■まだ完成したサービスではありません
「では、料金はいくらですか?」
「会員制度はありますか?」
「どうやって登録するのですか?」
というところまで、現時点ですべて決まっているわけではありません。
料金体系や登録方法、提供するサービスなどは、これから実際の取り組みを通して検討していきます。
最初から大きな組織やコミュニティをつくることより、
実際に地域で一つの体験をつくる。
OTAへ掲載する。
旅行者を迎える。
レビューをもらう。
改善する。
という小さな実践を積み重ねたいと思っています。
その過程で、
・オンライン講座
・個別相談
・体験ツアー企画支援
・OTA掲載支援
・ガイド台本づくり
・モニターツアー
・ガイド育成
・自治体や観光団体向け研修
など、どんなサービスが本当に必要なのかを考えていきます。
■ainiで体験を提供している皆さんにも聞いてみたい
ainiには、すでに自分の知識や経験、地域の魅力を「体験」として提供している方がたくさんいます。
だからこそ、今回のOTAガイドステーション構想について、
「こんな支援があれば助かる」
「自分が始めた頃、これが分からなかった」
「OTA掲載後、ここで困った」
「こんな仕組みなら利用してみたい」
といった声も聞いてみたいと思っています。
まだ完成したサービスではないからこそ、実際に体験を提供している皆さんの声を参考にしながら、少しずつ形にしていきたいと思います。
「OTAガイドステーション」という言葉自体も、まだほとんど知られていません。
まずは能代と成田空港という二つの現場から、小さな実験を始めます。
そして、地域の「知っている」「できる」「好き」が、旅行者に予約される新しい体験に変わっていく仕組みを、全国へ少しずつ広げていければと考えています。
関連リンク
■PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000183888.html
■CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/projects/971527/view
■成田空港リトリート合同会社