【開催報告】地球46億年のドラマをたどる年表アート

2026/5/10(日)

地球46億年の壮大なドラマを、体で感じる一日となりました。

月が生まれたり、海が生まれたり、その海は色んな色をしていたり。

命が誕生したのは思いのほかずっと昔で、恐竜が生きていたのはほぼ現在といっても過言ではないくらいつい最近のこと。

にわかに信じがたいような地球のドラマを、みんなで体感することができました。



会場はネイチャーファクトリー東京町田。

こちらは室内施設も整っており、今回は多目的ホールという体育館のように広い会場を借りました。


46億年を92枚の画用紙に分けると、1枚が5千万年。

その92枚をみんなで手分けしてかくという方法で実施しました。


年表というと、何か変化があったことを記すことが多いですが、46億年はまだまだ謎に包まれているし、ゆっくりとした時代の中で、書けるようなトピックがあまり見つからなかったりもします(笑)。

なので、トピックをかくのではなく、その時代の地球の様子の1コマを描くというコンセプトで実施しました。

地球はいつも必ず存在していたから、必ず何らかの風景や何かの存在がそこにありました。


ゲストの皆さんが来る前に、会場にずらりと92枚の画用紙を並べてお出迎えしました。娘が92枚を頑張って並べてくれました。スタッフたちもテンションが上がってしまうほどの圧巻の長さ。


▼18mの会場を使っても少し足りないくらいの長さ!


ゲストの皆さんが車や貸し切りバスを使って続々と到着されてきました。

まずは最初のきのこルールのアナウンスから。


そして、46億年の年表づくりについて説明をしていきました。

スタッフたちが見本で描いていた何枚かを、その年代の場所においてもらいました。


生命誕生、ストロマトライト、恐竜。


恐竜時代はずっと昔だと思っていたのに、2億5千万年前を探していくと、「今」のすぐそば!こんなところなのー?!とみんなビックリです。


その後、自分の描いてみたいところの画用紙をとりお絵描きスタート。


といっても何を描いていいか分からないので、地球46億年の歴史を掲載した参考図書などを見たり、ネットで調べたらしながら、自分の担当時代について調べていきました。


「私は5億年前!」

「私は24億年前!」など、なんとも面白い会話が飛び交いながら、子ども達も一生懸命にその時代について描いていきました。



カンブリア期や恐竜などは人気だったので、同じ時代をかく子が複数人いたら、逆に謎の30億年前くらいなどはこちらから描けそうな方に配ってみたりなどしながら進めていきました。午後もまだまだ楽しいことぎあるので、一旦完成としてみんなで最初から歴史をたどっていきました✨



一コマずつを合わせると、ちゃんと時代の流れがよくわかります。赤い空、緑の海、今とは全く違う地球の光景が広がっていました。海が生まれ、生命が生まれ、磁場が生まれるなど、子どもも大人も釘付け壮大なドラマを感じられました。5億年ほど前からの生き物の爆誕の様子も圧巻。今私たちが目にできるサイズの生き物は本当に仲間なんだと感じられました。


そして、その後はストロマトライト遊び!

シアノバクテリアというバクテリアが作った岩のようなストロマトライトというものをイメージして、作られたもの。なんとスタッフが学生時代に作ったものを今回のために用意してくれました。




大きな布をみんなでバサバサと動かして、ふわぁっとその中に入り込むと、まさにストロマトライトに✨その中はまるで巨大なテントのようなスペースで、中の様子も素晴らしい。大人も子どもも夢中になって、何度も体験しました。


▼中は驚きの広々空間でした。


その後はいよいよお外タイムです。小川と広場があるエリアに向かう人や、野外炊事場でお昼ご飯を食べる人など、みんなそれぞれ好きな場所に向かいました。


野外炊事場では、縄文の汁物作りとヒエのお粥作りをしました。


▼野外炊事場で


縄文の汁物で大事にした事は、旬の素材と古来からある食材を使うことです。冷蔵庫も冷凍庫もなかった時代には、旬のものを使うことが多かったことでしょう。またその時代には存在しなかった食材も多かったことでしょう。


遺跡から発掘されるものなどを通して、当時あっただろうと思われる旬の素材から選んだのは、あさり、鯛のアラ、昆布、たけのこ、ごぼう、三つ葉です。



鯛のアラに大喜びの子ども達(笑)。



煮込んでいる間に、縄文の汁やヒエについてスタッフ自作のボードを用いながら、紹介をしました。



▼縄文汁の作り方紹介ボード


子供たちに味見をしてもらいながらできた。縄文のお汁は、とってもおいしい。あさりや魚や昆布の出汁がよく出て、感激の美味しさでした。


次はヒエ粥。縄文時代にこんな風にお粥にしていたかは分かりませんが、ヒエ自体はあったそうです。「昔は貧しくてヒエやアワしか食べるものがなく、、」というあの有名なフレーズを体感してみたく(笑)、今回作ることにしました。


▼ヒエがゆ。小さな粒があっという間に膨らみます。ヒエは富澤商店で購入♪現代では高級食材ですね^^;


同じ頃にヒエ粥も完成!

お味は、、こちらも驚きの美味しさです。

「ほんとに塩だけの味付けですか?」「毎日ヒエでもいいね!」と声があがる位、優しくて味わい深いお粥でした。ノビルも少し添えてみた。ちなみにあまりのおいしさにイベント帰りにヒエを買ったスタッフも多数いました笑。


全部食べ終えたら貝塚も作りました(笑)。

ちっちゃくて可愛い貝塚。貝塚はごみ捨て場ではなく、再生を願う場所だったともいわれています。私たちの願いが天に届きますように。


一方、小川遊びチームも盛り上がりを見せていました。小川でピシャピシャしたり、坂道を駆け降りる遊びをしたり、木の実を集めたり、おたまじゃくしに夢中になったりしました。


▼浅くて安心の小川


また、「山に登りたい」と言う子供の夢を叶えるべく、山登りチームも結成されました。小さな山ではありますが、急な斜面もあって、なかなか登りがいがあります。頂上にはベンチもあって、達成感が感じられる場所です。大人の方がヘロヘロになりながら、山登りも満喫されました。


▼頂上でピース


▼木の実を集めてアートができた


▼兄弟じゃないけどすっかり仲良し♪


お腹も遊びもひとしきり満たされた頃合いに再び年表作りです。今度は、日本にホモサピエンスが到着した時代について書きました。約40,000年前から現在の年表です。今度は1枚2000年で20枚書きました。

そうなると、半分以上が旧石器時代です。書くものがないかなぁと思いきや、その時代は、この辺が北海道ぐらい寒かった時期。その当時には、この辺にもナウマンゾウなどの大型哺乳類がいたそうです。また本を参考にしながら、大人も子供もたくさん書きました。


▼今度は4万年で


▼生き物をかけると嬉しい!


▼歴史が大好きな少年に有史の2000年をぎゅっと書いてもらいました


色々盛りだくさんであっという間の5時間でした。今回は会場が複数個ありましたが、ゲストの皆さまの様々な心配りによってこの度も安全に運営することが出来ました。


46億年の歴史をみても、この4万年を見ても、この現代はほんのわずかな時間で、現代の当たり前は当たり前じゃないと思わされます。自分たちがとってもちっぽけにも感じるし、でも今ここに生きていることが奇跡のようにも感じます。最近頑張る気力がなかったという人も、このイベントを通して、地球のドラマを感じる中で元気が出てきたと言う声も聞こえてきました。私自身、心がくじけそうになった時、この奇跡のような全ての命の尊さを心の中の北極星にすることで、暖かい気持ちが蘇ってくることがありました。


イベントの最後には、古代米と呼ばれる赤米をお土産としてプレゼントしました。皆さんの命が輝く毎日でありますように。



次のきのこのこのこキャンプは、6月28日(日)に魚釣りの予定です。ぜひ遊びに来てください。


※ノート内の写真は承諾をいただいた範囲内で掲載しています。

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