「ダフォディルがきんいろにはためいて・・・」
2026/3/5(木)
須賀敦子輪読会、
147回目は「ダフォディルがきんいろにはためいて・・・」を読みました
ダフォディル・・とは、ラッパズイセンのことですが
須賀さんは、日本語の音が好きになれなくて
そのままダフォディルとしているようです
父の本棚に見つけた英語の詩集
その本を手掛かりに作品は父のこと
自分の青春時代のこと
1945年の秋
学校では英語の本は貴重で
シスターが黒板に書く英語の詩をノートに写しては勉強していた
関西の家に帰省した折に
父の本棚に見つけた詩集には
シスターたちが黒板に書く詩のほとんどがのっていた奇跡のような本
詩にひかれながらも抒情詩の実態がわからず
雲の中を漂うようだったという
そして、ワーズワースの「ダフォディル」が紹介される
私はその辺りは疎いので
検索してみるとイギリスの人々は、春の花、ダフォディルの開花を待ちわびるという
須賀さんがそうしたように
私もたくさんの黄色い水仙が咲く景色を想像する
輪読会では水仙の香りについて
ミモザの黄色などにも話がはずみました
エネルギーを感じる花壇についても盛り上がりました
菜の花やタンポポ、近年ではミモザの方が多いかも
日本の春も黄色い花がいっぱい
詩と自然にひたりたかった須賀さんが、
なによりもまず人間、というフランスやイタリアの言葉や文学にのめり込んで
散文を書くことにのめりこんでいったことが不思議とも書いています。
父との思いで、青春の思いが綴られています。
作品で要チェックは
ワーズワース、ダフォディル、ウイリアム・バトラー・イエイツ、イニスフリーの島、
ベニヒワ、イギリス、アイルランド
詩のことを書いているせいか
須賀さんもそのリズムにのって
いつもより詩的な雰囲気で文章を書いているように感じた私です
次回は4月6日14時~を予定しています