今日のス 好きかどうかは別として カレーの話

2020/2/27(木)

銀座で今一番混んでいるレストランの料理のジャンルは、インド料理。カレー屋さんが本格的につくっているカレーほど混んでいます。


スパイス=抗菌だからですね。


最初インド料理を習いに行ったのは

弟の脳梗塞の後に

何かできないかと探して

スパイスだと辿りついたのが

きっかけでした。



インド料理の先生は

レヌアロラ先生、女性です。

五反田の落ち着いた住宅地に

レヌさんのインド料理教室があります。



私が探したきっかけのスパイススープは

レヌさんが過労で倒れて

入院してリハビリ病院にいた時に

作って飲んでいたもので

同じ時期に長嶋茂雄さんが

同じ病院に入っていらしたので

長嶋茂雄さんにも、病院仲間として

教えてあげたというものでした。


そのような経緯で

レヌさんの料理を基礎を習おうと行きました。

サモサ、キーマカレー、チキンカレーなど

馴染みのあるメニューでしたが

知っていたものと違うのは


まずスパイスの量は多めです。

スパイスを入れるタイミングは

スパイスによって色々。


そして想像以上にインド料理は

野菜をいれますし

生姜とニンニクの量も多く入ります。


カレーにニンニクという

イメージはあると思いますが

生姜も多めです。



インド料理のカレーは

スパイスと煮込んで

形がなくなった野菜とで

食物繊維が多く入ります。


インド料理のサラダは

塩とレモン🍋で味付けヨーグルトは

甘いものではなくて

薄いヨーグルトに

塩やハーブで味付け。


キーマカレーは

スパイスを食べるためにある

カレーのようでした。

スパイスを追求することが

面白くなってきた頃に

横浜の駅でアナンさんに

パッタリ会いました。



アナン.メタさん

成城石井、明治屋、紀伊國屋のような

スパイスを多く取り揃えている

スーパーに必ず置かれている

『アナンのカレー』というネーミングの

カレースパイスがあります。

その考案者で作り手のアナンさん、男性です。


アナンさんは、30歳の時に冷えが

気になっていたタイミングで

明治屋さんにデモンストレーション

に来ていらしたアナンさんと話したことが、

知り合うきっかけでした。


アナンさんが冷え解消には

毎日ほんの少し、ガラムマサラを少し🤏耳かき1杯ぐらいをとってみなさい、

冷え解消には、あとはヨガ🧘‍♀️ね。


そんな風に教えてくれました。

当時はダンスをバリバリにしている頃で

ヨガにはピンとこなかったけれど、

ガラムマサラを食べることは簡単ですし

してみようと思いました。


アナンさんの情熱に、思わず背中を

押してもらえたこともあります。


アナンさんの横にいらした美少年は

息子さんでロンドンで高校生をしているということで、はにかみながら、お父様の横に立っていました。


その美少年は、新たなスパイスプロジェクトを立ち上げています。

スパイスプロジェクトとは、東日本大震災の時に、女川カレーをつくって、レシピ提供〔食べる健康管理〕女川カレーを作り販売する提案〔就労支援〕でした。さすがアナンさんの息子さん。

女川カレーはプロジェクト報告会に参加して

試食できました。

カレーを老若男女が食べやすいように

刺激的ではなく優しい味でした。


アロラさんのところで

インド料理の基礎を習った後に

偶然、駅改札口でアナンさんにばったり会いました。

アナンさんに

インド料理習いました!と報告したら

どこで?と聞かれたのでアロラ先生と答えましたら

それはインドのデリーという都会の食べ物だから、それがインド料理だと思ったら違うよ。

南と北では日本も違うでしょうと説明してくれました。

油はインドでは高いもの

油を沢山使う料理は普通の家庭では、作れないよ。

スパイスを油で炒めなくても煎ることが出来る、ナンはインドの家庭料理では普段食べない

チャパティだよ。


沢山情熱的に、インドの家庭料理について

話してくれました。

スパイスだって怪しい商人いるから

どんな風につくられたスパイスか

私はちゃんとしたものしか扱わない。



アナンさんのスパイス愛が

一段落したところで

アナンさんは、タッパーを取り出して


食べてみて。と雑穀ミニおにぎりがラップに包まれているを一つ取り出しました。


「どう、どう感じるの?頭でどういいのかとか、言わないで、感じなくちゃダメよ。」



「日本にもともとあるものを、捨てて外国のものばかり欲しがってはダメよー。日本人は日本のいいものを、食べなきゃダメでしょ!」



その日のアナンさんの食に対する地道で熱い気持ちは焼き付いています。

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