沢登りは、自分登り。
2025/8/6(水)
この夏も行っているぼくの沢遊び体験では 冷たい沢の水に足を入れたり 沢ガニを探したり おいしい湧き水を飲んでもらったりしますが 食べられる葉っぱを味見してみたり 転んで血が出た時に使うとすぐ血が止まる薬草を 知ったり実際に使ってみたり いい香りのする植物のいろいろや 沢の水音の面白い聴き方を知ったり 五感を使って自然を深く楽しく味わったり いろいろなことをしますが 体験後にお母さんが 「今日何がいちばん楽しかった?」と聞くと 「沢登り!」と答える子がとても多いです。 沢登りとは、沢を上流に向かって登っていく遊びで 自然のフィールドアスレチックのような感じで プチ岩登りをする場所もあります。 沢の水の深さや岩を乗り越えていく難易度が この場所は絶妙によくて 下りは林道に出て戻ってもらえれば 安全に楽しむことができます。 林道からスタート地点に戻ってまた何周も 繰り返す子もいたりして(最高8周!) 短くない距離なのに、すごいなあと感心します。 最初はぎこちない登り方だった子供たちも からだの使い方が自然と上手になっていって がしがし登るようになっていきます。 写真左の女の子は、今年4月に来て また7月にも来てくれて 他の家族たちから 「あの女の子すごいですね!」と言われるくらい 力強く沢を登って男の子も抜いて 沢登りを何周も遊んでいました。 4月に来た時には、沢登りは恐る恐るで とってもおぼつかない足取りがったのが だんだん上手になり お母さんによると 「自然の中での色々な経験が、 少しずつ娘の自信につながっているようです。」 とのことでした。 ぼくのノートのひとつ前の投稿で がっしりヘビを掴んでいるのが この春はおとなしくまだ自信なさげだった 女の子です。 3か月後の成長にも目を見張りましたが いろいろな子がその1日の数時間で たくましく元気になっていくのを 毎回目の当たりにしてうれしく思っています。