高層マンションではない⁉ムサコを行く(中原区新丸子町・東新丸子)⁉
2025/7/10(木)
ムサコ・・・・。
武蔵小金井駅(小金井市)周辺の事を指すとも言われ、武蔵小山駅(品川区)周辺の事を指すとも言われている。
はたまた、武蔵小杉駅(川崎市中原区)周辺の事とも言われ、そのエリアによって意味合いが変わってくるのである。
但し、古くからの地元民はあんまり使わない言葉らしく、武蔵小杉に関しては「コスギ」と呼ばれる事の方が多いらしい・・・・。
今回コラム(ノート)に挙げるのは、この「コスギ」とも「ムサコ」とも呼ばれている武蔵小杉についてである。
武蔵小杉はかつて工業都市駅(現 東急線)があり、その名の通り、工業地帯として栄えていたらしい。
第二次世界大戦後は、新丸子駅周辺に商業施設が出来、川崎市中核の町として発展していったとの事。
しかし、時代の流れと共に、多くの工場が移転や撤退を余儀なくされ、残った広大な土地に大規模な再開発が行われていったのである。
元々(一部は最近追加)、JR4路線(南武線、横須賀線、湘南新宿ライン、相鉄線直通列車)、東武鉄道2路線(東横線、目黒線)の計6路線の列車が発着し、横浜・東京方面に加え千葉県・埼玉県・栃木県・群馬県にも乗り入れ、関東広域を結ぶ、アクセス良好なエリアなのである。
その為か、2000年以降タワーマンションや大型商業施設が次々と誕生した。
超高層住宅の集積度は全国有数で、人気の住宅地となっている。
勿論、人口も増加傾向で、どんどん街並みが様変わりしている。
そんな、高層マンションだらけの武蔵小杉エリアで、昭和レトロな建物などはないかと思いきや、実は結構残っているのである。
武蔵小杉駅の北側エリア(新丸子町・東新丸子)には、昔ながらの商店街、昭和感丸出しのスナックなどが立ち並ぶ飲食店街など、路地裏などには古き良き昔ながらの下町の雰囲気が漂っているのである。
武蔵小杉駅の南側エリアが高層マンション、高層ビルだらけなのに、北側の対極具合は、なかなか見ものであり、北側は再開発しないで欲しい・・・と思うのは私だけだろうか⁉
とにもかくにも、武蔵小杉駅の北側は昭和レトロな街並みが好きな人には必見です。
新丸子町。武蔵小杉駅から新丸子駅の西側に位置する町。レトロな建物が多く残る。雑居ビルやマンションも何処か懐かしい。
新丸子町。素敵な雑居ビル⁉
新丸子町。お洒落な商店街。カラフルですねぇ。
新丸子町。室外機の置き場は昔、窓だったのだろうか⁉
新丸子町。素敵なスナック街。
新丸子東。武蔵小杉駅から新丸子駅の東側に位置する町。新丸子駅近くには素敵でレトロな商店街が・・・。
新丸子東。同じ大きさの建物。
新丸子東。素敵な一軒家⁉です。
新丸子東。お花も綺麗。
新丸子東。武蔵小杉駅の北側は素敵でレトロな建物が残っています。