体験を楽しむ為の親の極意
2025/5/10(土)
ainiを通してたくさんのゲストさんが自然体験プログラムに参加しているかと思います。
それぞれ目的は違うかと思いますが、概ね『子どもが興味を持ったから。』『自然の中で遊ばせてあげたいから。』とかだと思います。
結局は子どもに楽しい時間を過ごしたい、楽しく学んで欲しいっていうシンプルな気持ちだと思います。
こちらの記事では、ホストが提供する自然体験に参加する時のファミリーが、どういった考え方や在り方でいると楽しい時間になるかをシェアします。
❶受け身にならずに、自分なりの楽しみ方を大事にする。
私や多くのホストさんは、愛情たっぷりな人が多いです。体験事業は正直に言ってしまうとめんどうですし、稼げません。でもやってる。なぜなら、本気で伝えたい事があるからなんですね。
だから、参加するゲストさんにはその本気をしっかり受け取る姿勢を持って欲しいです。
だから受け身にならずに、自分なりの楽しみ方や興味関心をホストさんを上手く活用して見出して欲しいんです。
具体的にいうと
•プログラムの進行やテーマに探究心を委ねず、受け身にならず、自分なりのテーマを持ち続ける。
•子どもの体験と思わず、親も発見したことや不思議に思うことをホストに聞く。
•子ども達と話して、事前に参加する理由明確にしておく。
私の船釣り体験の例でさらに具体的に伝えます
•魚捌きの時間で、魚を上手に捌けるようになるためにこばちゃんの技をよく見る。
•魚が大好きなので、お魚についての質問を船の移動中にたくさんする。
•楽しみな事や知りたい事やワクワクする事を、前日の夜に喋りまくる。
シンプルにいうと。
⭐️脳みそを止めずに、アウトプットしまくるようにしましょう!
❷場を乱してもいいから、自分がやってみたい事にチャレンジする。
これは、ホストによってどんな反応をするかは差が出るかと思いますが、本物の体験は作られたものではなく、本人の内側にあるリアルなチャレンジにあります。
だから、その場その場での、内側から湧き起こるチャレンジが質のいい体験になるのではないかと私は思っています。
例えば、たけのこ掘り体験をしていて、竹の伐採をしてみたくなったとします。最高のチャレンジじゃないですか。言ってくれれば私もそのチャレンジを手伝います。
例えば、こばちゃんが魚脳をアイスピックで締めていて、自分もチャレンジしたくなったとします。これまた最高のチャレンジじゃないですか!
やり方を教えて、やってもらいます。
せっかく非日常の世界に来たのですから、興味が向かうものにドンドンチャレンジするといいです。
こういったゲストさんの内側から湧き出るリアルな想いに応えるのは本当に幸せな事です。
⭐️場が少し乱れてもいいので、やりたいことやりましょう。
❸子どもに過保護にならず、大人がまずは楽しむ
迷惑はかけ合って、助け合うものです。
子どもの挙動をぜーんぶチェックしていたら、子どもも保護者もどうしても窮屈な雰囲気になりますよね。
これはなかなか難しい方もいるかもしれませんし、体験の内容によっては過保護にならなきゃいけないシーンもあります。
ただ『どの程度感で子どもを保護するか。』は体験の質に大きく影響するので、意識してみて欲しいところです。
過保護とはなんなのか。はネット記事を見れば色々出てくると思いますが、シンプルにまずは家族全員楽しみましょう。楽しくて心が安定していると、全体的なパフォーマンスが上がります。
まずは楽しく。伝えるべくは伝える。そしておおらかにいる。親はそればいいんだと思います。
親の目、ホストの目、大人の正解ばかりを気にしていたら、子どももチャレンジや失敗ができなくなるのでね!
保護の程度調整がヘタクソだぜ!っていう親御さんは、他のご家族を見たり、友達の家族と遊びに行ったりしながら親としての引き出しを少しずつ作るといいのかもしれません。こういった自然体験はそういう価値もあります。
⭐️親も子も失敗を歓迎しましょう!!