【はじめての船釣り体験】小学校受験を視野にいれた体験参加について
2025/5/1(木)
どうも海街釣り教室の平田です。
小学校受験を視野に「子供に幅広い体験をさせ、学びを深めたい」という要望をいただいてきました。
本体験では自然環境でたのしく釣りをし、ときに魚の下処理をして、鮮度保持や美味しい食べ方を学んでいただきます。
また、海や天候に関する話や、様々な生き物の特徴なども紹介しています。
さて、この体験には子供にとって「壁」があります。
それは何か。
- 家族以外の大人とコミュニケーションする(挨拶、返事、礼、目をみて話をする)
- 他人の指示をまずはよく聞き、まずは行動してみる(守破離の「守」)
- 適宜疑問点を自分からも質問する
- 天候の変化に対応する(雨、風が吹いてくれば船の揺れ)
- 一定時間集中する(休むのは自由です)
- 触ったことがない魚やエサなどに触れる(強制はしません)
です。
実際のところ、釣り自体に親御さんも慣れていないわけですよね。
そんな環境に「子供はすんなり適応できるの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
が、子供は柔軟なので、だいたいのお子さんがすーっと、場になじんでいきます。
最初は挨拶できなかったのが、帰りには「バイバイ」とか「ひらたせんせい、お世話になりましたー」と言えるようになる。
こわかった揺れも、いつのまにか慣れてしまいへっちゃらになる。
生まれてこの方、雨が降る中で外遊びなんかしたことがなかったのに、雨に打たれながらも元気に釣りができるようになる。
触れなかった餌も、ひとりでつけられるようになる。
知らなかった魚や生き物の種類が気になり、そこから帰宅後、自分で図鑑で学ぶきっかけになる。
親子で参加すると、子供は親が「のっけからいろいろ失敗しながらがんばる姿」を見ることになります。
これは親にとって大切な壁なのかもしれません。
親としてもやったことがないこと、できないことを克服して、数時間の体験でできるようになる。
そういう姿を子供はいつもしっかり見ています。
なので、子供が釣りをしたいといって参加した親御さんも、できれば体験は全力で楽しんでもらいたいところです。
さて、壁の話をしましたが、次は食事の話です。
釣った魚は近隣飲食店に持ち込んで食べることもできます。
それもよいのですが、もしお時間があれば、さらに持ち帰りもしてみてください。
そこでお子さんと一緒に魚を料理してあれこれ食べてみましょう。
「おいしい」
というのは、いろんな工夫や手間から生まれているものなんだな、という学びになります。
魚の味わいも毎日変わっていきます。
なぜ、魚は軟らかくなるのだろうか、
なぜ、臭みが出てくるのかな、
そういうことも学びのきっかけです。
ということで、本体験は今後小学校お受験をひかえているお子さんにも、おすすめです。
ではでは。