⑥「鋸山」登山と石切遺構を楽しむツアーを開催しました。
2024/12/5(木)
12月4日、風もなくとても温かい水曜日、「鋸山」登山と石切遺構を楽しむツアーを開催しました。
今回の参加者は1名様でしたので、浜金谷の駅で合流したあとスタートです。
駅から見える鋸山の説明をしたあとは、準備運動。体をほぐしてから歩き始めます。
登り口までに房州石をいくつも探すことができました。
⑥のコースは、たくさんあるコースの中でも一番しっかりと歩いて、鋸山の頂上まで行きます。
車力道を歩きながら、当時の石切の歴史やノウハウを説明しながら当時の生活を想像します。
ストックヤードで、今も出荷を待っている石はやはり持ち上げるのも難しいようです。
この石を3つも一度に運んだ、それも女性が運んだということにちょっとした驚きがありますね
やはり数字だけをみるよりも実際にどのくらい重いのかを持ちあげてみることによってその大変さがわかるようです。
お土産にどうぞ!とお伝えしましたが、遠慮されたようです(笑)
東京湾を望む展望台では、金谷の海も保田の海も見ることができ、ぽかぽかの陽気に癒されます。
景色を堪能したあとは、329.5mの頂上を目指します。
頂上を後にしてからも吹抜洞窟や切通し跡、観音洞窟と見どころいっぱいのコースです。
”観音洞窟”がなぜ”観音洞窟”というのか?ゲストの方に考えて(見回して)いただき、ツアーの最中に答えを出します♪
(是非ツアーの最中に答えを見つけてくださいね)
当時の石工さんのちょっとした遊び心を覗き見ることができますよ。
やはり気になるのは、どうやって石を切り出したのか?ということで早速質問が!
機械が導入される前はどうやって切っていたのか?いつから機械が導入されたのか?導入されることによってどうなっていったのか?
ガイドがしっかりと説明いたします。
当時使用していた石切りの機械を岩舞台で見ることもできます。
重機は年々傷んでいるようです。
冬は木々の葉が落ちて、夏よりもしっかりと石切現場を観察することができます。
まだ鋸山に登ったことのない方は、是非この時期に登ってみてくださいね。