釣り体験で子供の学びをさらに深めよう!
2024/12/4(水)
どうも平田です。
いよいよ冬っぽい天気で晴れの日が多いのはうれしいですが、寒さ対策も考えなくてはいけませんね^^
さて、ORETSURI主催の釣り体験は岸釣りと船釣りがありますが、それぞれたくさんのkidsに参加いただいています。
3,4歳ごろから受け入れていますが、1番参加が多いのは5~7歳ごろです。
うちの長男も6歳なのですが、この年頃はある程度、身体もしっかりしてきます。
(だっこすると丸みを帯びていた時代から骨ばってくるのがさみしいです笑)
5~7歳ごろという、幼児から低学年の時期に自然に親しませたいという親御さんの想いがあるのでしょう。
さて、釣り体験にはたくさんの学びの要素がありますが、より深く学んでいくためにポイントを紹介します!
<体験前の学習>~下調べで想像力とモチベーションを高めておく~
釣り体験前に狙う魚や釣り方・道具・場所などを共有します。情報をお子さんに共有しつつ、親子で下調べしてみましょう。
と、いっても、大人は子供から質問があったら一緒に調べればよいだけで、基本的には子供主体で学習してもらうとよいと思います。
そのためには、欲しい情報が手に入るツール(例:魚図鑑)などを提供しておくと良いでしょう。
図書館を利用するのもよいですね!
- 狙う魚種や釣れるかもしれない魚について図鑑で調べてみる
- 釣りをする場所について調べてみる(例:東京湾→どういった地形か?どんな魚がとれているのか?)
- 釣り方や道具の種類について調べてみる
- 釣った魚をどうするか子供と決めてみる(食べる→どうやって食べる?、逃がす、持ちかえって飼育する等)
<体験中の学習>~落ち着いて体験を満喫できるようにする~
体験直前は緊張する子供もいます。大人が緊張しているとだいたい子供も緊張するので、落ち着いて参加できるように持ち物やお伝えする酔い止め対策などは完璧にしましょう。
また、時間などに余裕をもって参加いただくのがよいです。
- 釣り上げた魚を観察してみよう
- 魚の生態を学ぼう(ホストが魚ごとに解説。魚によってクイズをしたりすることもあります)
- 魚について質問してみよう!
- 子供に問いかけてみよう
- よく釣るための方法を学ぼう
- 魚の下処理方法となぜそうするかを学ぼう
- 魚のさばき方を学ぼう
- 他のグループの大人や子供と交流してみよう
<体験後の学習>~食を通じて学びを深める~
体験後は子供が疲れていると思うので、思い出話はそこそこにまずは早めに寝かせてあげましょう。
遠方の場合は外食して帰るのも一つです。
(船釣りの場合は持ち込み調理ができる店に持ち込むのも一つ)
魚料理も下処理をしておけば(船釣り体験では下処理済み)、当日調理しなくてはいけないものではありません。
- 魚を親子でさばいてみよう
- 親子で分担して料理してみよう
- 魚の種類やサイズ、食べるタイミング、調理方法での味の変化を体感しよう(一番おいしい魚、タイミング、料理法はなに?)
- 魚のアラなどもなるべく廃棄せず工夫して食べてみよう(骨せんべい、あら汁)
- 子供との釣りトークにより体験の感想を深堀してみよう
- 体験内容を絵や日記にまとめてみよう(子供)
- 次回の釣りのタイミング、やりたいこと、釣りたい魚などをきめておこう(例:○○を釣りたい、大きな魚を釣りたい、高級魚を釣りたい)
- スーパーの鮮魚売り場や魚屋にいって魚を丸ごと買って料理してみよう(魚の種類や品質に興味がいきます。)
今回は以上です。
釣り体験はただ参加するだけでも楽しいですし、学びは多いです。
さらに体験価値を高めるためには、体験前・中・後にわけて、子供との対話に工夫してみるとよいでしょう。
ではでは。
▼12月は船釣り体験を募集中です!