9月15日に⑥秋の「鋸山」登山と石切り遺構を楽しむツアーを実施♡

15日のツアーを担当した近藤です。

タイトルには“秋の”とありますが、15日日曜日は真夏のような暑さでした。

その模様をお知らせいたします。

今回は３名の方にご参加いただきました。

鋸山美術館集合で、鋸山と石切および房州石に関することを簡単に説明します。

そして歩き始める前にはウォーミングアップです。

私は“健康ウオーキング指導士、歩育コーチ”としてウォーキングの講師もしています。

鋸山は標高が329mと決して高い山ではありませんが、しっかりとウォーミングアップをしてからのスタートです。

スタート地点から登山口までは、舗装道路の両脇にある房州石を観察しながら歩きます。

石窯も房州石

そしていよいよ車力道を歩き始めます。

車力道コースでは、石を運んだ“ねこ車”の跡を今でもくっきりと見ることができます。

健康ウオーキング指導士として、歩き方だけでなく、いかに疲れないで歩くことができるかをお伝えすると同時に、ハイキングのマナー等もお伝えしています。

歩いているときの先頭の役割、一番後ろを担当する人の役割、歩幅や補給食の取り方など、高山の登山にも役立つことを歩きながら実際に実施していきます。

当日はあまりの暑さに、ルートを少し変更し、頂上を目指すのではなく、石切り遺構をじっくりと見ていただきました。

状況に応じて臨機応変にルート変更することもとても大切です。

房州石の美しさ、近代化を底辺から支えた房州石、石工さんたちの苦労と遊び心。

石を運んでいた車力さんの強さ。

何気なく通り過ぎてしまうような場所もガイドの説明で少しでも昔の方の想いが伝えられたら幸いです。

次回私が担当するのは、11月10日の奈良時代創建の日本寺境内をご案内する鋸山コースです。同じ鋸山でも全く異なる顔を見せる日本寺側！是非ご参加ください。