夏といえばセミ❗️☀️

2024/8/2(金)

夏はセミの時期ですが、アブラゼミとミンミンゼミはよく知られていますが山間部ではニイニイゼミとヒグラシが多いです。ニイニイゼミの抜け殻は小さく、また抜け殻に土がたくさんついているからすぐに分かります。小さくて、地味で、ジーと鳴いていたらニイニイゼミです。高尾山といえばヒグラシです。このセミは夜明けと夕暮れに激しく鳴き出します。カナカナカナという鳴き声で夏の終わりのイメージが強いですが高尾山では夏中見られます。不思議なことに歩いていると地面からゲッと鳴いて飛び出します。地面近くにもいることが多いので注意深く観察してください。


高尾山にはハルゼミなど多少出会いにくい種類はいるものの、関東の基本6種はアブラゼミ・ミンミンゼミ・クマゼミ(もとは西に多い種類)・ニイニイゼミ・ツクツクボウシ・ヒグラシです。それぞれの抜け殻や写真を集めて、夜の散歩の時に羽化するセミの様子を見られれば自由研究の良い題材になります。そして【もとから西に多かったクマゼミがなぜ関東で増えてきているのか?】とSDGsの15番目との関係を理解できればより深い研究になります。いつも気づかない、だけどすぐとなりにいる生き物たちのマクロな世界に飛び込んでみてください!



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