渋谷駅の空中回廊が一部完成

2024/7/27(土)

JRの渋谷駅通路は頻繁に変わっていて、これからも2028年まで、線路の上にスクランブルスクエア中央棟と西棟が建設されるということで工事が続きます。渋谷駅の景観が大きく変わってしまい、思い出のある人にとっては、もう見たくない、ということもあるかもしれません。変化し続けるのが渋谷だ、と割り切ればよいにしても、どう変化するのかが分からなければとまどうばかりです。

渋谷駅前のスクランブル交差点は東京のシンボルのようになっていて、インバウンドの観光客であふれていますが、どこをどう歩くのか、そんなガイドはあるのでしょうか?


渋谷駅周辺の再開発の動きはいくつもあります。でも、それらがいつ実現するのかは不確かです。なので、もしかしたら消えてしまうかもしれない、今の渋谷の姿を案内できるのか、ということになります。


そんななかでのShibuya Sakura Stageへの店舗の開店と新南口改札の移動です。これで、渋谷駅の空中回廊が見えてきたのです。その完成は3年半後になるのでしょうが、とりあえず、宮益坂上から道玄坂上まで、地上におりず、さまざまな飲食店を見ながら歩くことができるのは十分に魅力的です。ヒカリエ、アクシュ、クロスタワー、スクランブルスクエア東棟、渋谷ストリーム、Shibuya Sakura Stage、フクラス、マークシティを空中でつなぐ道なのです。空中でつなぐといっても、平面ではなく、地上1階の部分から4階の部分と変化に富み、その道筋には、中の様子が見える飲食店が数多くあるのが魅力です。


マークシティーとヒカリエを直接結ぶ、銀座線渋谷駅の屋上通路ができてば完成となるのですが、それ以外の空中回廊はできた、としてもよいでしょう。そんなアピールをすれば、渋谷名所として納得されそうにも思います。渋谷の地形でなければできない空中回廊。これから世界に向けてSNSで発信されるでしょう。新しい物語が生まれそうです。


そんな街歩き企画を、歩きやすい気候になるまでに準備することにします。

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