「年末の豊洲市場」、経堂が教える豊洲市場の見どころと魅力
2023/12/1(金)
年末の豊洲市場の見どころ!
なんといっても市場の活気!
年末年始は特に忙しい時期で、市場は新鮮な魚介類や食材でいっぱいです。市場の活気ある雰囲気を体感する絶好の機会です。
年末年始と言わず、11月ごろより忘年会シーズン&おせち料理シーズンでもあり入荷量が一気に増えます。
魚河岸はかなりの人・ものが増えます。みんなどこか忙しそう。
活気ある市場を楽しみください。
マグロの競りを見るチャンス!
年末は忘年会シーズンなので冷凍マグロも増えます。これはどちらかというと需要に合わせて出してくる感じですね。
冷凍マグロなどは先月から多めに入荷しているかんじですね。普段より遅い時間まで競りをしていることがあります。
といっても6時半ぐらいまで。
夏休みに見逃してしまったという人。ぜひこの時期に行きましょう!
美味しいものを食べる!
これに関してはいつもと同じですが、まあ年末ぐらい美味しいものを食べるのもいいのではないでしょうか?
最近の豊洲市場の寿司屋はお任せで5500円前後。お酒など飲むと6500円ぐらいになるかもしれません。
市場の寿司屋としていいものをそろえてる店が多くあります。ネタの種類・産地などを考えてもどうしても高くなるのは仕方ないのかもしれません。
(仲卸で見てる値段もやはり上がってきていますので)
市場の人も多いので混雑しますが、寿司屋もう行ったという方は、豊洲市場グルメの人々が楽しむとんかつ屋、鰻屋、中華屋など少しずらして楽しむのもいいですよ。
自分の大人向けの豊洲市場入門ツアーに来た方には案内していると思いますが、あのとんかつやと、あのうなぎ屋がお勧めですね!
買物するぞ!
豊洲市場は、一般の方は魚の仲卸にはなかなか入れませんが、海苔、昆布、お茶、漬物、旨いチーズ、旨い食材、酒、変わった味噌。
クリスマス・正月を自宅で過ごす方々にはちょっと贅沢なものを買っておくのもいいですね。
美味しいチーズをと思う方、ヨーロッパ空輸での直輸入のこだわりのチーズはお勧め。
豊洲市場のコトブキフーズは、デパートにある高級チーズ屋のチーズ王国のヒサダフーズの業者向け店。
切りたてのチーズを買えるのもここならでは、値段は変わりませんが種類は豊富です。
金曜日のチーズ屋に入るマスカルポーネ入りどらやきは豊洲ではレア!他には立川の本店に行かないとありません。
(立川近くの方はサロン・ド・テ・チーズ王国へかいに行きましょう)
千年麹屋は八海山酒造の糀屋。生麴で作る甘酒も正月にはいいかも。
南魚沼産のお菓子屋つまみなど売ってます。
当然八海山のお酒、冬酒も冷えてましたよ。
漬物もいろいろなものがそろいますので是非この機会に。
吉岡屋さんだと東京べったらずけの皮付きがお勧めかな。
乾物は、和田久、秋山、などいろいろおいてますね。
いい昆布を買っておくのもいいですね。
自分もいつもなら羅臼のはじっこをつかってますが、この時期は大きいのを買っていってること多いですね。
鍋に数センチきった昆布を水につけて1日。そこから香りのいい削りたて鰹節を使ってだしを取ります。
これで、年末のそばをはじめ、煮ものや雑煮を楽しむんですよ。
大原のこんにゅくと白滝。
これがまた旨い。こんにゃくの味が濃い!!
ちなみにこの白滝は、日本橋の有名すき焼きやと同じもの。
冬は鍋も美味しいので是非楽しんでみるのもいいですよ。
その他の店もみんなプロ向けのお店。
Tシャツやだって割烹着や長靴など売ってる店だったりします。
さー、マグロの競りを見よう!でも見てるだけよりガイドつけたほうがわかりやすい。
どうせならお友達と一緒に見に行こう。そんな時には疑似競り体験もある子供中心のこの体験どうですか?
マグロ競りみるけど、大人だけです。
そんな方は大人中心のこの体験。
朝早くいくのは難しい。
そんな方は、この体験でゆっくりじっくり回りましょう。