池上でホトトギス
2023/11/10(金)
この秋の池上の体験は、男性参加者の多い年になりました。
先日は、リタイヤした60代の男性5名と女性お一人のグループでした。
いつも、樹木やお花についても
少し、ガイドの中に入れるのですが
最初のお寺、南谷の中道院さんで、ハゼやイトススキの話に大きく反応していただいたので
勢いづいて、「それでは、ホトトギスも見に行きましょう」と言ったら
「えっ、鳥がいるの?」というので
「いえいえ、お花ですよ」とお見せしました。
ホストとしては、うんうんとうなずいたり、おどろいてくれたり、
もっと聞きたいという雰囲気は、めっちゃ、うれしいのです。
この花は、花びらに紫色の斑点があり、それが野鳥のホトトギス(杜鵑・時鳥)の
胸にある模様に似ていることから、ホトトギスの名がついたとあります。
植物のお話をすると
とても楽しそうでしたので
その後も、お花も交えてガイドしました。
最後にガイドの感想を伺ったら
ホトトギスが花ということを
本日、知ったので忘れない!・・と言ってくださいました。
そろそろ開花期がおわるホトトギスの花を
お見せできてよかった。
もちろん、池上本門寺と塔頭寺院のガイドも楽しんでいただきました!
私が、ホトトギスの花を知ったのは30年くらい前。
やはり、その名前のインパクトに脳裏にきざまれました。
「新訂牧野新日本植物図鑑」には、7種類が収載されているそうです。