記録的な降雨の後、コースをたどってみました
2023/6/4(日)
6月3日は、「紫陽花の田園調布」を開催予定でした。
天気予報を何度も確認しましたが、雨上がりが開催時間以降だったこと
一日で、ひと月分の雨量をこえて強風だったことで
当日朝、開催中止にしました。
ゲストさんとメッセージ交換しながら、ご理解もいただいて中止としました。
開催当日、記録的な雨と風のコースを確認してきました。
紫陽花は、茎が華奢なこともあり、折れているものも数多くありました。
多摩川台公園やせせらぎ公園は、土のルートも多く、
靴も泥んこになってしまうだろうなあ・・と
思いながらコースをたどると、せせらぎ公園には水たまりがあり、
子どもが長靴でぴちゃぴちゃして遊んでいました。
古墳地帯の長い土の道、実際には、小さな砂利の道でした!
土の道にも、水たまりはなく、スニーカーでも汚れることなく歩けたのです。
水生植物園も木道がすぐに通れるようになりました。
雨はどこに行ったの?不思議??
樹木の枝葉は、強風で折れてはいましたが、危険は感じませんでした。
多摩川は土色で、今にも岸に溢れそうでしたが、
川幅広く、遠い過去、いにしえ、古墳時代の人が見た多摩川は
このように大きな川だったのではないだろうか、と、思わせてくれました。
帰宅して、水たまりができていない不思議を公園土木課の知人に聞いてみました。
答えは、3年前の台風被害にありました。
甚大な被害をもたらした台風の経験から、土の道も、
水はけよく土を固める工夫を施しているそうです。
過去の災害の経験がいろいろなところに生かされていることを知りました。
瀟洒な街・田園調布は、豪雨の後でも雨が上がれば歩ける!
なるべく、開催中止にしなくていいのね。
もちろん、災害を侮ってはいけないので、安全を確認しながら、
体験を開催していきたいと思いました。
雨上がりの樹木の美しさを感じていただけたらと思いました。