東京国立博物館のユリノキの花
2023/5/13(土)
ユリノキの花を見てみたい!
これは、長年の思いでした。
上野に行くことになって、そうだ、あそこにユリノキがあるじゃないか。
と思い起こしたのが、上野の東博です。
しょっちゅう、上野公園には出かけているのに、なんで、思い浮かばなかったのだろう・・
昨日、ユリノキの花を見るために入場。
咲いていました。
木に咲くチューリップといわれるユリノキの花です。
調べてみると東博は「ユリノキの博物館」と呼ばれた時代もあったようです。
ゆるキャラ「ユリノキちゃん」もいました。
東博のユリノキは由緒正しくて、日本に渡来してきた30粒の種子から発芽したものを植樹したらしい。
渡来したのが明治8年頃(1875)、ここに植えられたのが6年後の明治14年(1881)、
148歳くらいのユリノキなのですね。
何人かのおじさんがユリノキを見に来ていて、「この花の密は甘いんだよ」と教えてくれました。
調べたら花から多量の密が採れるとありました。
ユリノキ属でチューリップ型の花が咲くので、Liriodendron tulipifera
木を見ると「何歳だろう?」と常に思うのですが、東博の庭は大樹ばかりで、何歳?を連発しています。
友人が笑っていました・・
お出かけの際には、本館前の大樹を見上げてくださいね。