ねこたちのてんごくが、自分のてんごく
2023/3/4(土)
なんと、今年に入ってから初のノートですね。
新年になっても何もご挨拶せずに申し訳ありません。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
さて、今年も早くも3月に入り、皆様新しい方向に邁進されていることと思います。
そのような中で、もう半年以上前に参加させていただいた体験について書くのは少々気が引けますが、
それでもainiの中で巡り会えた大切な体験のことは何があっても形に残しておきたいので、どれだけ遅れようとも書こうと思います。
昨年7月に参加させていただいたのは、リコラさんの体験
ねこたちのてんごく~絵本(著作物利用許可済)と過ごす癒しの体験~
https://helloaini.com/travels/39146
でした。
2020年に愛猫を亡くした際、七転八倒の苦しみを味わった私には
体験の題名を見ただけで、GOサインが脳裏に点りました。
それも「絵本」という魅力的なツールを使って、癒しの道をご紹介いただけるという、「参加しない」という選択肢が全くない体験でした。
猫を亡くした直後、耐えられなさのあまりにペットリーディングなどに頼り、幸い信頼できるプロカウンセラー兼ヒーラーの方にご縁をいただけ、なんとか普通に日常生活を送ることはできるようになりました。
もともと、去勢ボランティアをしていた弟が、餌やりボランティアの方から託された保護猫で、弟が介護職に移るタイミングで預かった猫でした。
獣医さんによると、交通事故などで子猫の際に強く圧迫されたと思われる身体的特徴があるということでしたが、異変が表れてから病院に連れて行くのが遅れたため、亡くなったのは自分の過失であると感じていました。
そのため、猫のことは思い出すたびに苦しく、いつも「ごめんね、ごめんね」を繰り返していました。
だから、リコラさんの体験に参加することで、なにか得られるものがあるのではないかと思いました。
果たして、そこには想像以上のものがありました。
絵本自体も色彩といい、構図といい、素晴らしかったのです。
そしてリコラさんは、オンラインでもその絵本の世界観がわかりやすいように
伝え方を工夫されていらっしゃいました。
同じ苦しみを味わった者どうしだからこそ、分けていただけるものがあると感じました。
亡くなった猫が、あちらの世界でいまは苦しみもなく、幸せに暮らしているであろうことが理屈でなく納得でき、安心したのです。
日本語版の絵本は絶版になっていましたが、体験後、英語版の購入が可能という情報を早々に送ってくださり、残りあと1冊というところでゲットできました。
届いて早速開きましたが、もう1ページ目から号泣でした(笑)
そしてその本は、私の宝物になりました。
一生のうちに出会う本の、ベスト10に入るお気に入りです。
さて、こちらの体験についてノートを書くのはずっと前から決めていたことですが、なかなか書けずにいました。
そして、やっと取りかかろうというタイミングで、その子の後に飼い始めた猫が虹の橋を渡りました。
今週の月曜日のことです。
ちょうど近いタイミングで、リコラさんからマヤの春分のお祭りについて
ご連絡もいただきました。
この様々な重なりに、特別なものを感じました。
私のSOSを、リコラさんがキャッチしてくださったのかもしれません。
まだ直後で事実の整理がついていないため、ご紹介いただいた本を読もうという気にはなれないのですが、いずれ私のサポートをしてくれるにちがいありません。
実は別途、お別れの直後に「ペットたちは死後も生きている」という本をポチってしまったのです。
そちらもいい本とは言えますが、やや昔のイギリス人の心霊研究家の方が書かれたもので、どこか遠い場所のお話のような気がしてしまい、すんなりと自分の中に入って来ないところがあります。
でも、リコラさんの紹介してくださった絵本は、一瞬にして私の感覚と混ざり合いました。
そこが確かに猫たちのいる場所で、彼らがいかに幸せな世界にいるのか、一目で理解させたのです。
私はある意味、色の世界に住んでおり、だから猫の現在の状態を知るには、絵本というフィールドでなければならなかったのです。
動物も亡くなると、人間と同様に四十九日という期間を現世で過ごして心の整理をつけ、その後に霊的な世界に渡って行くことを、亡くなった父と、最初に飼っていたウサギから知らされました。
先週亡くなった子は、だからしばらくは私の近くで過ごすことになります。
かわいい姿が目に見えないのはとても寂しいけれど、まだ気配が確かに感じられるので、当面はそれを楽しむことにします。
その期間が終わる時、あらためて「ねこたちのてんごく」を開いて、
助けてもらおうと思います。